操作性

充実した機能で抜群の操作性。
  • 掲載している写真はヨーロッパ仕様のため、国内仕様と異なる場合があります。

用途に合わせて選べる、3つの高性能トランスミッション。

ギアの切り替えがスムーズな「パワークワッドプラス(P仕様)、充実した機能で快適作業が可能な「オートクワッドプラス(Q仕様)、ボタン×ダイヤル式レバーで自在に操れる「コマンドクワッドプラス(C仕様 ※クリープギアなし)」と、用途に合わせて選ぶことができます。

パワークワッドプラス(P仕様)

1・2の番号が振られたレバー写真。詳細は以下

ギアの切り替えがスムーズです。
操作性と作業性を追求した、オペレーターにやさしいトランスミッションです。副変速レバーにハンドクラッチを装備。レバー一本で変速操作ができるため、変速時のクラッチペダルの操作が不要です。
① ハンドクラッチボタン
② 主変速ボタン

オートクワッドプラス(Q仕様)

1~2の番号が振られたレバー写真。詳細は以下

充実した機能で、快適作業が可能です。
伝導効率の高さに加え、変速ショックの軽減機能、自動変速機能など操作性、作業性を追求したトランスミッション。
① 副変速ボタン
② 主変速ボタン
③ 自動変速ボタン

コマンドクワッドプラス(C仕様)

1~4の番号が振られたレバー周辺写真。詳細は以下

ボタン×ダイヤル式レバーで自在に操れます。 ※クリープギアなし

オートクワッドのミッション性能を基本に、利便性と生産性の向上を目的に自動変速機能を更に進化。最高速度設定が可能なミッションです。
① 副変速ボタン
② 最高速度設定ダイヤル
③ マニュアルモード(主変速レバー)
④ オートモード

① 副変速ボタン

用途に合わせて5つのモードから選択できます。

<6090M~6145M>

副変速 6段(A・B・C・D・E・F)×主変速4段=24段(前後進)

モード 選択速度の幅 主な用途
A 1.5〜2.7km PTOを使った耕起作業
B 3.7〜6.5km PTOを使ったけん引作業(ローダ、スプレイヤなど)
C 6.0〜10.6km その他のけん引作業(播種、モア、施肥など)
D 9.8〜17.3km 運搬作業、道路走行
BF 3.7〜34.0km 運搬作業、道路走行
  • モードE,FはBFモード選択時のみ使用可能な移動走行用モードです。BFレンジで走行する場合、トランスミッションはBレンジとFレンジの間で自動的にレンジの変更を行います。

<6155M~6195M>

副変速 5段(A・B・C・D・E)×主変速4段=20段(前後進)

モード 選択速度の幅 主な用途
A 2.6〜4.5km PTOを使ったけん引作業(ローダ、スプレイヤなど)
B 5.5〜9.6km その他のけん引作業(播種、モア、施肥など)
C 8.7〜15.3km 運搬作業、道路走行
BE 5.5〜34.0km 運搬作業、道路走行
  • モードD,EはBEモード選択時のみ使用可能な移動走行用モードです。BEレンジで走行する場合、トランスミッションはBレンジとEレンジの間で自動的にレンジの変更を行います。

② 最高速度設定ダイヤル

ダイヤルで副変速のそれぞれのモードの最高速度を簡単に設定。設定内容はコーナーポストディスプレイで確認。

③ マニュアルモード(主変速レバー)

主変速レバーは1本で操作が可能。クラッチペダルの操作がいらず、簡単に主変速4段の切り替えができます。

④ オートモード

PTOの「入」「切」に応じて、エンジン回転と車速を自動で制御。能率よく高精度な作業ができます。

  • PTO作業の場合
    負荷が大きいと自動で車速を減速しエンジン回転を維持。負荷が回避されると元の車速に自動復帰します。
  • PTOを使用しない場合
    負荷が大きいと自動でエンジン回転数を上げ車速を維持。負荷が回避されると設定した車速とエンジン回転数に自動復帰します。
ペダル部分写真

オートクラッチで簡単に停止

走行中にクラッチペダルを踏むことなく、ブレーキペダルの操作のみで停止が可能。自動車のオートマチック車感覚で、ほ場間をラクに移動することができます。ペダルから足を離すと、現在指示されている速度まで自動的に加速します。また作業機装着時の半クラッチ操作も、ブレーキペダルのみで行えます。

ソフトシフト機能

主変速を切替えたとき、エンジンの回転を一瞬変動させることで、変速時のショックをやわらげ、快適な乗り心地を提供します。

  • シフトアップ時
    エンジン回転を一瞬下げた後、元の回転に復帰。
  • シフトダウン時
    エンジン回転を一瞬上げた後、元の回転に復帰。