データセンターの電力確保とは?

更新日時:2024.07

データセンターの電力確保とは?

こんにちは、今日はちょっと難しい話題についてお話しましょう。それは、「データセンターの電力確保」です。まず、データセンターはどのような施設かご存じでしょうか?そして、なぜ電力確保が大事なのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

データセンターとは?

まず、データセンターって何でしょうか?データセンターは、たくさんのコンピューターやサーバーが集まっている場所で、ウェブサイトやアプリ、オンラインゲームなど、たくさんの情報が処理されています。

なぜ電力確保が大事?

データセンターでは、たくさんのコンピューターが動いているため、多くの電気が必要で、国内の年間電力需要の役2%がデータセンターで消費されています。また、AIの発展に伴い、さらに多くの電力が必要になってきます。国立研究開発法人科学技術振興機構のデータセンターの消費電力の現状と将来予測によると、今後ますますデータセンターでの電力の消費が増えていくことが予想されます。
こういった電力の確保がもっとも重要なデータセンターで電力が止まってしまうと、ウェブサイトが見られなくなったり、アプリやシステムが使えなくなったり、生活に支障が出ます。

データセンターの消費電力の現状と将来予測

[TWh]

2018 2030 2050
日本 14 90 12,000
世界 180 2,600 390,000

(出典)国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター 「情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.4) -データセンター消費電力低減のための技術の可能性検討-(令和4年2月)」

BCP(事業継続計画)と電力確保の方法

そこで登場するのが、BCP(事業継続計画)です。BCPとは、会社や組織が何かトラブルがあった時に、ビジネスを止めずに続けるための計画のことです。例えば、停電が起きても、データセンターが止まらないようにする計画が必要です。

では、どうやって電力を確保するのでしょうか?
データセンターでは、停電した場合でもUPSと呼ばれる蓄電池から電力を送り、データセンターが停電を起こさないようにします。さらに、非常用発電機を稼働させ、電力を供給します。発電機は燃料を使用するため、燃料油の備蓄量や都市ガスの利用を検討し、長期の停電にも発電機で対応しています。

また、最近では太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使うデータセンターも増えています。これらのエネルギーを使うことで、電力の確保だけでなく、環境にも優しいです!

まとめ

データセンターでは、たくさんの情報が扱われています。そのため、電力確保はもちろんBCP計画策定により、停電時でもデータセンターが止まらないようにすることがとても重要です。

ヤンマーでは、非常用発電機や環境にやさしいコージェネ、再エネなどで電力を確保できる承認をご用意しています。エネルギーにお困りのお客様は、お気軽にご相談ください。

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