エネルギーの見える化でできること
更新日時:2021.04.14
「エネルギーの見える化」とは
省エネルギーに効果のある取り組みとして注目されているのが、「エネルギーの見える化」です。「エネルギーの見える化」とは、電力やガスなどエネルギーの使用量をリアルタイムで数値として表示・共有する仕組みのことです。エネルギーが、いつ、どの機器で、どのくらい使用されているか状況を把握し、どこにムダや改善があるのかを分析します。分析に基づき運用改善に取り組み、そのあとも見える化の仕組みによって、その省エネ効果を確認することができます。では、実際に「エネルギーの見える化」に取り組むためには、どのような方法があるのでしょうか。
「エネルギーの見える化」に取り組む方法
様々な企業や施設では「エネルギーの見える化」の取り組みとして、リアルタイムで電力使用量を確認できる「スマートメーター」の導入や、BEMS / FEMS(ビルディング/ファクトリー用エネルギーマネジメントシステム)などの導入が進められています。
このエネルギーマネジメントシステムでは、エネルギー需要やエネルギー使用量など、さまざまなデータを一元管理、リアルタイムで遠隔監視することができます。エネルギー使用量が常に確認できるので、一人ひとりの省エネ意識を高めることにも繋がります。また、1時間単位での推移や1ヶ月ごとにも使用量が把握できるため、どの時間帯の使用量が多いかなど取り組むべき課題が明確になり、具体的な運用改善策を立てることができます。さらに、「エネルギーの見える化」だけでなく、分析データに基づくエネルギー機器の最適運転制御、省エネ診断を可能にします。
ヤンマーでは、ヤンマーエネルギーマネジメントシステム(Y-EMS)を活用した、エネルギー課題の発見・改善までトータルに支援する、エネルギーサービス「Enerico」を提供しています。お気軽にご相談ください。
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