ブラックアウトで注目される分散型電源とは

更新日時:2020.06.30

ブラックアウトで注目される分散型電源とは

ブラックアウトで表面化した日本のエネルギー問題

2018年の北海道胆振東部地震で引き起こされた国内初の全域停電「ブラックアウト」をきっかけに日本の電力供給システムが見直され始めました。従来の電力システムは大規模発電所から一方向に電力供給する「一極集中型」が基本に成り立っていました。しかし、この地震によって発電所内外での故障や断線が発生し電力供給ができなくなったため、安全装置が作動して故障していない発電所も次々と停止する大規模停電となりました。災害に強いインフラを生み出すために昨今注目を集めているのが「分散型電源」です。

分散型電源の活用

分散型電源とは、近隣の地域に必要な電力を供給する小規模なエネルギーシステムのことです。電力会社が管理する「一極集中型」のエネルギーシステムに対し、さまざまな地域に分散していることから「分散型」と名づけられています。2020年2月に閣議決定されたエネルギー供給強靭化法案にも「災害に強い分散型電力システム」が取り上げられています。多様なエネルギー供給方法を整えておくことで、災害時にリスクを分散化するということが期待されています。分散型電源の種類もさまざまあり、バイオマス発電、太陽光発電などの再生可能エネルギーも分散型電源の一つです。

ヤンマーのバイオコージェネレーションシステムにも停電時の自立運転機能がついており、ブラックアウトが発生した場合でも分散型電源として安心してご活用いただけます。ヤンマーでは都市ガス、ディーゼルなどの化石燃料由来の発電以外にもバイオマス発電、廃熱発電など多様な分散型電源をご提案させていただけます。ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

ヤンマーのエネルギーソリューション

ヤンマーでは省エネ・省コスト・省CO2を実現するエネルギーソリューションをご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。

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