作業に合わせた最適な車速に調整できる無段変速
クラッチを切り、変速レバーでギアチェンジをして変速。変速時の操作が多く、一旦動力が絶たれるので変速時にショックが発生するが、伝達効率は高い。
油圧ポンプと油圧モーターを利用して動力を伝達。変速ショックが少ないが、油圧により動力を伝えるため伝達効率は劣る。コンバイン等に使用されている。
エンジンからの出力とHSTを利用することでHSTよりも高い伝達効率を実現。しかも変速ショックの少ないスムーズな変速を可能に。後進およびロータリー作業など低速作業域ではHSTを利用し、けん引作業など高速作業域ではHMTを利用することで伝達効率を高めている。
HMTをさらにコンパクトにして、油圧によるロスを低減し高効率化。けん引力はHSTに比べ25%アップし、伝達効率もさらに向上。低速から高速域のあらゆる速度で力強く安定したけん力を発揮。
無段変速で、オートマ車と同じ感覚で操作できます。ノークラッチで操作も変速ショックもなく、疲労も軽減。
前・後進の切替えはリバーサレバーだけでOK
(F)が前進、(R)が後進。ハンドル左手元にあり、指先の軽いタッチで切替えができます。電子制御によりショックやタイムラグも少なく、スムーズにつながります。操作フィーリングは好みに合わせて調整できます。
作業と旋回の切替えも簡単スムーズ
作業と旋回の際の車速とエンジン回転が、自動で切り替わります。
作業では、能率の上がる仕上がりのきれいな車速と、作業に必要なエンジン回転に。
旋回時は、エンジン回転を上げずに燃費よく旋回しやすい車速に。
旋回時は前輪が直進時の倍の速度で旋回する「前輪倍速」と、自動で内側の後輪に半ブレーキをかける「オートブレーキ」によって、ほ場の荒れが少ない小回り旋回ができます。
ヤンマーのテクノロジー。
仕事に打ち込める。