作業機付きトラクターの道路走行について(早わかり)
必要な対応を行うことで、トラクターに作業機を装着したまま道路走行ができるようになりました。必要な対応は、「早わかりシステム」でカンタンにご確認いただけます。
ホイルトラクターが4つの「点」でほ場に接地しているのに対し、エコトラデルタは前輪2点と、後輪クローラの広い面で接地しています。
そのため・・・
前輪に比べ、大きな荷重がかかる後輪はクローラなので、広い面で接地し荷重を分散。ホイルトラクターの約1/3の低い接地圧で沈み込みが少なく、湿田や軟弱地で優れた走破性を発揮します。
地面にピッタリ追従する揺動式のクローラを搭載。さらに、前上がりを抑制することで強いグリップ力を実現し、負荷が大きくなってもスリップせずに作業ができます。
ほ場の凸凹に合わせて揺動する(①)ことで作業姿勢が安定し、リンクを介して本機重量がかかる(②)ことで、さらに前上がりを抑制します。広い接地面をフルに活かすことで強いけん引力を発揮します。
揺動式クローラと長い接地長の相乗効果で、ほ場の凹凸にも影響されにくく、常に安定した前後姿勢を保ちます。作業機の上下動が小さく、代かきや播種など、精度が求められる作業もスムーズに行えます。
ロータリーの上下動が少なく、耕うん時の深さが安定するので、後作業の田植えの作業精度も上がります。
散布機の上下動が少なく、安定した散布が行え、生育ムラを抑えることができます。
軽負荷時はクローラの芯金とスプロケットが直接金属接触しない駆動方式を採用。重負荷時はスプロケットの突起部でクローラの突起を押し、トルクをしっかり伝達します。
また、2リンク式揺動で、下4つの支点でフレームにかかる負荷が分散されフレームやブッシュの耐久性が向上しました。
振動・騒音を低減し、耐久性もアップ。
とくに水田作業におすすめです。