YH1170 オプション・アタッチメント

名称 型式 仕様 備考
スプレッダ CSS1170 CW 排稈作業時に、排ワラをほ場に均等に散布します。※YH1170全仕様に標準装備
セカンドモア 2.1mリールヘッダー用 CSM1170 高刈り作業時の残株を、刈取りと同時に再切断します。※M仕様には標準装備
2.6mリールヘッダー用 W
3.2mリールヘッダー用 W32
麦取込みキット WR1170 ボリュームの多い麦を刈取りする場合などに取り込み性を向上します。※麦以外の作物を収穫する場合には取り外しが必要です
ビーンキット
(ビーンスラットを含まない)
B1170 大豆の収穫時に必要な部品です。
ビーンスラット 2.1mリールヘッダー用 B1170 SLAT 豆類の取り込み性がよく穀物にやさしいため、ヘッドロスの少ない収穫ができます。
2.6mリールヘッダー用 B1170W SLAT
3.2mリールヘッダー用 B1170W32 SLAT
小豆キット ビーンキット有 RB1150A 小豆の収穫時に必要な部品です。
ビーンキット無 RB1150B 1150A
ロークロップヘッダー ユニット[4畦タイプ] CRC4A※1 1170 リールヘッダーでは取込み困難な短稈の豆類でも、ヘッドロスの少ない収穫ができます。※適応作物:大豆・小豆 ※適応条間:600~690mm
プラットフォーム CRC1170※1 PF
ダイレクトピックアップ 2.6mリールヘッダー用 DP26 1170 リールヘッダーに装着し、刈り倒した小豆の収拾作業が行えます。
大豆直接排出キット※2 排出高さ1660mm
装着時全2930mm
B1170-S バケットコンベアで大豆をさらにやさしく排出します。※適応作物:大豆
排出高さ2610mm
装着時全3880mm
B1170-L
樹脂タインキット 2.6mリールヘッダー用 B1170W RESIN-T 樹脂製のタインにより、豆類をよりやさしく取込むことが可能です。
3.2mリールヘッダー用 B1170W32
リフター(数量:1個) 7S7603-17550 最下莢位置が低い、もしくは倒伏している大豆を収穫するときに、刈取部への取り込みをよくする専用部品です。
そばキット ビーンキット有 BW1150A そばの収穫時に必要な部品です。
ビーンキット無 BW1150B
2番還元処理装置 B1170 2ND 2番還元物をこぎ胴ではなく揺動棚に直接還元し大豆の汚粒を低減します。還元先(こぎ室または揺動棚)は切替可能です。※適応作物:大豆
コーン脱こく部キット ビーンキット有 C1170 子実用とうもろこしの収穫時に必要な部品です。
※ 収穫するとうもろこしの水分や草丈に合わせて、本機を調整する必要があります。
※ とうもろこしの水分が25%以下で、作業速度0.8m/sを限度としてご使用ください。
ビーンキット無 B
コーン刈取部キット 2.1mリールヘッダー用※3 D1150
2.6mリールヘッダー用※3 W
3.2mリールヘッダー用※3 D1150A W32
コーンヘッダー[3畦タイプ] CH3R 1150A-JP※4 リールヘッダーでは刈取り困難な、強風や降雨などで倒伏した子実用とうもろこしでも、ヘッドロスの少ない収穫ができます。
コーンヘッダージョイントキット DS1170 コーンヘッダーを本機に装着するために必要な部品です。
リールヘッダー 2.1mリールヘッダー CRH200 1170 刈幅が広ければ旋回の回数が少なく、走行距離も短縮できます。
2.6mリールヘッダー CRH260 1170
3.2mリールヘッダー CRH320 1170
収穫量センサー YM-KIT 1170 ほ場ごとの収量を測定できます。※適応作物:稲・小麦・大豆
収穫量マッピング※5 8-270 ほ場内の収穫量を測定し、メッシュ(網目)単位で表示します。
水分計 M-KIT1170 収穫作物の水分値を測定できます。※適応作物:稲・小麦・大豆
※収穫量センサー【YM-KIT,1170】が別途必要です。
Bluetooth対応
オーディオ
7S7609-78500 スマートフォン等と無線で接続でき、音楽を聴くことが可能です。
右後方作業灯
(LED)
7S7609-82000 機体右後方を照らすLED作業灯です。
鍵付き燃料キャップ 1A8473-04602 燃料の盗難を防止する鍵付きキャップです。
RTKバージョンアップ RTK-UPG 1170 精度の高い位置情報の取得により、直進性能が向上します。
※適応仕様:G仕様
CFX-BOX用
アンテナ移設キット
7S7609-78100 補正端末(CFX-BOX)が補正情報を取得しにくい場合に、アンテナを移設するためのキットです。
※適応仕様:G仕様
  • ※1ユニット【CRC4A,1170】とプラットフォーム【CRC1170,PF】のマッチングが必要です。
  • ※2B1170-SとB1170-Lのどちらかを選択できます。
  • ※3コーン脱こく部キットが別途必要です。
  • ※4コーン脱こく部キット、コーンヘッダージョイントキットが別途必要です。
  • ※5詳しくはヤンマーのお店、特約店、JAにお問合せください。
  • オプションを取り付ける場合、別途取付工賃が発生する場合があります。

作物別アタッチメント一覧

△:オプション

商品名 型式 仕様 リールヘッダー
(2.1m)
リールヘッダー
(2.6m)
リールヘッダー
(3.2m)
スプレッダ CSS1170 CW 標準装備 標準装備 標準装備
セカンドモア 2.1mリールヘッダー用 CSM1170
2.6mリールヘッダー用 CSM1170 W
3.2mリールヘッダー用 CSM1170 W32
収穫量センサー/マッピング YM-KIT 1170 △/△ △/△ △/△
水分計 M-KIT1170 ※1 ※1 ※1
  • ※1水分計の装着時は収穫量センサーが別途必要です。

△:オプション

商品名 型式 仕様 リールヘッダー
(2.1m)
リールヘッダー
(2.6m)
リールヘッダー
(3.2m)
スプレッダ CSS1170 CW 標準装備 標準装備 標準装備
麦取込みキット WR1170
収穫量センサー/マッピング YM-KIT 1170 △/△※2 △/△※2 △/△※2
水分計 M-KIT1170 ※1 ※2 ※1 ※2 ※1 ※2
  • ※1水分計の装着時は収穫量センサーが別途必要です。
  • ※2小麦のみ

大豆・小豆

○:必須 △:オプション

商品名 型式 仕様 リールヘッダー
(2.1m)
リールヘッダー
(2.6m)
リールヘッダー
(3.2m)
ロークロップヘッダー ダイレクトピックアップ
大豆 小豆 大豆 小豆 大豆 小豆 大豆 小豆 小豆
スプレッダ CSS1170 CW 標準装備 標準装備 標準装備 標準装備 標準装備
ビーンキット B1170
ビーンスラット 2.1mリールヘッダー用 B1170 SLAT
2.6mリールヘッダー用 B1170W
3.2mリールヘッダー用 B1170W32
小豆キット ビーンキット有り RB1150A
(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)
ビーンキット無し RB1150B 1150A
ロークロップヘッダー ユニット[4畦タイプ] CRC4A 1170
プラットフォーム CRC1170 PF
ダイレクトピックアップ 2.6mリールヘッダー用 DP26 1170
大豆直接排出キット 排出高さ1600mm
装着時全2930mm
B1170-S
(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)
排出高さ2610mm
装着時全3880mm
B1170-L
樹脂タインキット 2.6mリールヘッダー用 B1170W RESIN-T
3.2mリールヘッダー用 B1170W32
リフター(数量:1組) 7S7603-17550
2番還元処理装置 B1170 2ND
収穫量センサー/マッピング YM-KIT 1170 △/△ △/△ △/△ △/-
水分計 M-KIT1170 ※1 ※1 ※1 ※1
  • ※1水分計の装着時は収穫量センサーが別途必要です。

そば

○:必須 △:オプション

商品名 型式 仕様 リールヘッダー
(2.1m)
リールヘッダー
(2.6m)
リールヘッダー
(3.2m)
スプレッダ CSS1170 CW 標準装備 標準装備 標準装備
ビーンキット B1170
そばキット ビーンキット有り BW1150A
(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)
ビーンキット無し BW1150B

子実用とうもろこし

○:必須 △:オプション

商品名 型式 仕様 リールヘッダー
(2.1m)
リールヘッダー
(2.6m)
リールヘッダー
(3.2m)
コーン
ヘッダー
スプレッダ CSS1170 CW 標準装備 標準装備 標準装備 標準装備
ビーンキット B1170
コーン脱こく部キット ビーンキット有り C1170
(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)

(どちらか)
ビーンキット無し C1170 B
コーン刈取部キット 2.1mリールヘッダー用 D1150
2.6mリールヘッダー用 W
3.2mリールヘッダー用 D1150A W32
コーンヘッダー[3畦タイプ] CH3R 1150A-JP
コーンヘッダージョイントキット DS1170

子実とうもろこし栽培の取り組み事例

とうもろこしは理想の転作作物。コンバインもキットも良くなった!

千葉県成田市
小泉ファーム 代表
小泉 輝夫 氏

【栽培面積】

子実とうもろこし: 2ha、大豆: 12ha、水稲(受託含む): 約35ha

これからの農業は、ほ場を畑地化して米以外の作物も視野に入れないと…」と、3年前からとうもろこし栽培に取り組む小泉氏に、お話をうかがった。

「ここは中山間地域で水が湧くから、米以外の栽培は難しい。でもウチは輪作で大豆もつくってます。もちろん暗きょも入れてますけど、とうもろこしを大豆の前につくることで、とうもろこしの根が深く入ってほ場を乾かしてくれる。今年はとうもろこし後に植えた大豆がいちばん良い出来なんです」。確かにとうもろこしは排水性の改善には理想的な作物だ。

また今回も機械の試験にもご協力いただいた。「府県でのとうもろこしの収穫は、小回りがきいて耐久性のある国産汎用コンバインで刈りたい。このヤンマーの普通型コンバインも収穫キットも、2年前の試験と比べるとかなり良くなったね!」と笑う。
今後もとうもろこしを組み込んだ新しい農業スタイルの確立をめざしてほしい。

周囲の山の地下水が湧く谷地田(やちだ)でも、ほ場の端以外は乾いており、コンバインも楽々入れる。