メンテナンス情報
農作業安全のためには、日ごろの機械のお手入れも大切です。
安全にお使いいただくために、下記のポイントは必ず守りましょう。
ロータリー付きの管理機では、ハンドル正転時の後進作業は危険です。後進したいときは、ロータリーを切って行いましょう。
地面が硬い、石を噛むなどの場合、ロータリーを急に地面に降ろすと、回転すり爪の勢いで、機械が思わぬ方向に飛び出す(ダッシュする)ことがあります。いつでも主クラッチが切れる姿勢で作業しましょう。
バックするときは、転倒しないように足元に十分注意し、後方に障害物がないか確認しましょう。また、障害物と機械との間に挟まれないよう注意してください。
管理機をトラックに積み込むときはアユミ板を使い、積み込みは必ず前進で、また降ろすときはバックで降ろしましょう。バランスを崩し、転落などの事故の原因となるおそれがあります。
ロータなどの車軸作業機を取り付けているときにトラックへの積み・降ろしを行うと、アユミ板などの車軸の爪などが引っかかり危険です。
いったん、ホイルに付け替えるか移動輪を取り付けて、アユミ板を使って積み・降ろしを行いましょう。
回転部の調子を見ようと、エンジンをかけた状態で、点検・調整を行ったりすると、機械に巻き込まれてケガをするおそれがあります。必ずエンジンを停止してから行いましょう。
農作業安全のためのチェックポイントは上記以外にもたくさんあります。普段の生活にプラス安全を意識し、取扱説明書をよく読み、安全のために日常点検を行うとともに、機械を常に正常な状態でお使いください。
ヤンマーではセルフケアの他に、整備士による定期点検も行っていますので、お気軽にお問い合わせください。