研究の概要

食品ロスの再生利用促進を目標に、生ゴミ乾燥物に難溶性リン酸可溶化菌を培養し、日本の農耕地の現状に適したファイナリ―技術の開発に取組む。

研究者　：

山梨大学 大学院 総合研究部　片岡 良太　准教授（助成時　同大学　助教）

助成期間：

2018年4月1日～2019年3月31日

助成額　：

140万円

研究の成果についてうかがいました

Q1：完了報告書の「今後の予定」に記載された、計画通りの展開はできましたか？

残念ながらAspergillus sp. #11株の家庭系生ごみ処理機への適応を目指した資材化はまだできていません。

Q2：助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか？

現在は、生ゴミから植物生育促進微生物の単離と機能評価に繋がっており、最近ではカンボジア農村で有機農業を実践するために生ゴミ肥料の作成を行っています。

（2023年2月ヒアリング）