YESSA 一般社団法人ヤンマー資源循環支援機構

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助成先一覧

<研究テーマ>
新タマネギ葉の栄養機能性解明と新規有効利用法の確立

研究の概要
廃棄処分されている新タマネギの葉の有効利用を目指し、葉の栄養機能性解明と新規有効利用法の確立を目指す。
研究者 :
神戸大学 国際人間科学部 湯浅 正洋 助教(助成時 長崎県立大学シーボルト校看護栄養学部)
助成期間:
2018年4月1日~2019年3月31日
助成額 :
40万円

研究の成果についてうかがいました

Q1:完了報告書の「今後の予定」に記載された、計画通りの展開はできましたか?
本助成研究により、新タマネギ葉が食品として利用可能であることが明らかになりました。その貯蔵性と利用性を高めるために、新タマネギ葉の乾燥品を調製したところ、他の野菜類と同様に数か月間保存可能になりました。また、乾燥品をクッキーに配合するなど、その具体的な利用法も明らかにしました。この他、乾燥前の状態での食べ方として、辛子酢味噌和えやチヂミなどの料理に調理可能であることも明らかにしました。
Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
本助成研究の成果を基盤として、他の財団より研究助成金の獲得ができました。また、本助成ならびに継続研究の成果である、新タマネギ葉の抗酸化性や呈味・香気特性,官能特性などに関して、2件の査読付国際誌(Yuasa et al., J Food Meas Charact, 2021; Yuasa et al., Bull Natl Res Cent, 2022)で成果発表を行いました。さらに、継続研究成果を2022年度日本家政学会で発表、若手研究者ポスター賞を受賞しました。

(2023年2月ヒアリング)

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