YESSA 一般社団法人ヤンマー資源循環支援機構

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助成先一覧

<研究テーマ>
耕畜連携を推進する飼料用イネと良食味米の栽培を可能とする水田輪作体系の構築

研究の概要
堆厩肥を連用してきた飼料用イネの水田で発生する漏生イネの防除と良食味米の栽培を可能とする土壌の養分管理へ輪作体系が及ぼす効果を評価する。
研究者 :
岐阜大学 応用生物科学部 田中 貴 准教授
助成期間:
2018年4月1日~2019年3月31日
助成額 :
135万円

研究の成果についてうかがいました

Q1:完了報告書の「今後の予定」に記載された、計画通りの展開はできましたか?
トウモロコシの栽培試験に関しては、天候不良などの影響で圃場内の収量変動が著しく、通常の統計手法を適応することは困難であったことから、次年度においても施肥試験を実施しましたが、これに関しては論文化に至っていません。しかし、その経験を活かし、新たな農家圃場におけるデータ解析手法に関する研究に発展しました。下呂におけるフィールド研究は継続しており、スペクトル解析による土壌分析の簡易手法の開発につながっています。
Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
農家圃場での栽培試験における空間変動が試験結果に大きく影響することを経験したことから、農家圃場におけるデータ解析に関する新たな研究に展開していきました。本来の研究の方向性とは異なりますが、次なる研究費の獲得(JST ACT-Xや創発的研究支援事業)や論文執筆につながっています。

(2023年2月ヒアリング)

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