成果について論文化を行い、原著論文として世界に報告できました(Aono, et al, Metabolites (2021))。さらに、得たデータを元にゲノムワイド関連解析を行い、特にカロテノイドおよびリコペン量と相関がある一塩基多型を同定し、これをマーカーとしてカロテノイドおよびリコペン量の生合成亢進に関与する候補遺伝子を見いだしました。遺伝子候補の発現を公共データベースの発現パターンと比較し、さらに候補遺伝子の絞り込みを行いました。今後候補遺伝子の遺伝子組換え体を作成し、実際にカロテノイドおよびリコペン量が高蓄積するかを解析する予定です。