YESSA 一般社団法人ヤンマー資源循環支援機構

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助成先一覧

<研究テーマ>
未利用廃棄貝殻からの機能性ペプチドの創製とその利用

研究の概要
真珠生産後のアコヤ貝の貝殻のほとんどは未利用で廃棄されている。本研究ではこの未利用の産業廃棄物である貝殻から有用性の高いペプチドを抽出し、生理活性・機能性を見出すことで、廃棄物の有効利用と、我々人間の健康維持に役立つ疾病予防のための有用物質の創製の両方を目指す。
研究者 :
徳島大学 工学部 生物工学科 佐々木 千鶴 准教授
助成期間:
2017年4月1日~2018年3月31日
助成額 :
160万円

研究の成果についてうかがいました

Q1:完了報告書の「今後の予定」に「構成アミノ酸が同定できたP7のペプチドについて、ACE阻害活性が生じる阻害様式を調べ、その結果を基に国際論文にまとめ投稿する」と記載されていますが、実施できましたか?
海洋廃棄物から、機能性を有するペプチドを創出することができました。このペプチドの化学的特性を解析し、これまでのデータとともに学術論文にまとめ、無事受理されました。
Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
この研究を経て得た実験技法・解析方法・考え方などは、現在進めている他の研究の基盤になっています。

(2021年11月ヒアリング)

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