助成先一覧
<研究テーマ>
アクアポニックスにおける物質循環数理モデルの構築と物質移動予測に関する研究
- 研究の概要
- アクアポニックスの生産性を向上させるために、活用可能な栄養塩を通じた相互作用の影響を含めた「物質循環-個体群動態モデル」の構築を行い、作成したモデルが実際に利用可能か検証する。
- 研究者 :
- 東京海洋大学 海洋生物資源学部門 岩田 繁英 助教
- 助成期間:
- 2017年4月1日~2018年3月31日
- 助成額 :
- 180万円
研究の成果についてうかがいました
- Q1:完了報告書の「今後の予定」に記載された、いくつかの課題は計画通り解決されましたか?
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助成研究時は、物質循環について外部ソフトウェアの結果を取り込もうと考えていましたが、最終的にソフトウェア開発者との連絡がつかず、うまく進めることができなかったため、物質循環について簡単なモデル化をした数理モデルを新たに開発して解析を進めています。
- Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
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現在構築している数理モデルの基本部分(水産養殖・水耕栽培・灌漑栽培)の物質循環を除いた箇所については、助成研究時に進めた部分が基本となっています。現在、新型コロナ禍の影響で実データとの比較までは到達していませんが、数理モデル部分については助成研究の成果が活かされています。
(2021年11月ヒアリング)
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