助成先一覧
<研究テーマ>
放棄農地でもできる南瓜の自動収穫機に関する研究
- 研究の概要
- 農業就業人口の減少に伴い、耕作放棄地が各地で増加している。その対策として管理作業が不要な南瓜栽培が始まったが、収穫時期が他の農産物や水産物の収穫時期と重なっており、しかも南瓜の収穫作業は重労働のため労働力確保が困難である。本研究は南瓜の自動収穫機の開発を目的とする。
- 研究者 :
- 北見工業大学 機械工学科 楊 亮亮 特任教授 良輔 講師
- 助成期間:
- 2017年4月1日~2018年3月31日
- 助成額 :
- 150万円
研究の成果についてうかがいました
- Q1:完了報告書の「今後の予定」に記載されている、3年以内の実用化を目指すという内容については、実現できましたか?
-
助成研究実施後に、AIの技術とロボットアームを導入することにより、収穫物を傷つけることなく収穫するシステムを開発することができました。この成果に関しては、北海道新聞や大学ホームページで公開されています。しかしながら、実用化というレベルには到達しておらず道半ばといったところです。
- Q2:助成研究で得られた成果は、現在の研究活動にどういった形で活かされていますか?
-
その後、2018年~2022年SIP2期重量野菜等自動収穫・運搬システムのインテリジェント化のプロジェクトに採択されて、研究を継続実施しています。
(2021年11月ヒアリング)
- >助成研究のその後 一覧に戻る