JD-6Rシリーズ
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作業性

安定した作業性能と、耐久性。
  • 掲載している写真はヨーロッパ仕様のため、国内仕様と異なる場合があります。

自動機能で作業をより効率良く、スマートに。

Variable Ratio Steering(可変ステアリング)

可変ステアリングは、枕地旋回時や狭いスペースでの旋回時に威力を発揮。少ないハンドル操作で、より大きい切れ角を実現。オペレータの疲れを軽減します。この機能は、走行速度が15km/h未満でステアリングをより早く操作したときに作動します。

バッテリーカットオフ機能

作業灯などが点灯したまま放置された際にバッテリー電圧が放電されることによる、バッテリーの早期劣化を軽減します。バッテリーカットオフの外部スイッチはなく、自動的にシステム電源を「切」にします。

<バッテリーカットオフ条件>

キースイッチ「切」後、下記の条件で自動的にシステム電圧を「切」にします。
①キャビンドアが開いたままの場合、5分後に自動的にシステム電圧を「切」にします。
②道路走行用ライトが点灯したままの場合、5分後に自動的にシステム電圧を「切」にします。
③ハザードライトが点灯したままの場合、バッテリー保護電圧まで低下した時点で、自動的にシステム電圧を「切」にします。

安定性・快適性を向上。3つのモードが選択できる。

TLS Plusトリプルリンクサスペンションプラス

TLS Plus(トリプルリンクサスペンション プラス)

電子制御油圧式サスペンションシステム(TLS plus)をフロントアクスルに装備。凸凹道など走行時に路面から伝わる衝撃や、けん引作業時のフロントの跳ね上がりを最小限に抑えます。前輪タイヤがしっかりと地面をグリップするので、安定したけん引作業が可能です。

作業に応じた3つのモードを搭載

①自動モード 車軸の上下・左右の動きを自動制御。ショックを吸収し、なめらかな走行を実現します。
(作動条件:車速1.5km/h以上)
②最大モード シリンダーロッドの制御圧力を高め、サスペンションを硬くします。フロントローダなどの作業が、より正確・快適に行えます。
(作動条件:車速1.5km/h以上)
  • 停止状態の場合は、5m走行後または車速1.5km/h以上。
③手動モード フロント高さを手動で調整可能。フロントローダなど、フロント作業機の装着が簡単に行えます。
(作動条件:車速1.5km/h未満)
  • 車速1.5km/h以上でサスペンションは、設定メモリのセンターの位置になります。走行速度5km/h以上で手動モードは解除され、前回選択したモード(自動または最大モード)に自動で切替わります。
トリプルリンクサスペンションプラスのコマンドセンター画面

コマンドセンターで、①自動モード、②最大モード、③手動モードの選択ができます。

乗り心地を追求し、作業に合わせた3つのサスペンションモードを選択できる。

電子制御油圧キャブサスペンション

①自動(ソフト)モード 最もサスペンションが柔らかくなります。
②自動(中間)モード サスペンションの硬さが50%になります。また、自動(中間)モードではサスペンションの硬さを30~70%の範囲内で調節できます。
③最大モード サスペンションの硬さが最大になります。フロントローダ作業など、キャビンの揺れを抑えたいときに最適なモードです。
  • 車速が20km/hを超えると自動的に自動(中間)モードに切替わります。
    その後、車速が再び15km/h未満になると、自動的に最大モードに復帰します。
コマンドセンターで、①自動(ソフト)モード、②自動(中間)モード、③最大モードの選択ができます。

作業工程のプログラミングで手間いらずの枕地作業を実現。

iTEC(Intelligent Total Equipment Control)

枕地旋回時の複数操作をスイッチひとつで行えます。プログラムスイッチを押すだけで、あらかじめ登録した機能を自動で再現します。ひとつのプログラムスイッチには、最大20種類の操作を記憶できます。

プログラムスイッチ

プログラムスイッチ
4つのスイッチを装備。各スイッチに最大20個までの機能を記憶できます。

編集モード

トラクター停止状態で、コマンドセンターから希望の機能を操作順に選択。また、ひとつの機能が実行されてから次の機能が実行されるまでの走行距離も指定できます。

学習モード

実際に各機能を作業の操作順に動かし、それを記録させます。

設定できる機能

  • 前輪駆動の入・切
  • デフロックの入・切
  • リヤPTOの入・切
  • フロントPTOの入・切
  • リヤ3点リンクの昇降
  • フロント3点リンクの昇降
  • 電気式SCVの作動
  • エンジン最高回転の規制
  • 高車速の設定
プログラム例1

プログラム例(リバーシブルプラウ作業の場合)

操作順をプログラム設定しておけば、作業開始時や枕地旋回前後の作業終了・再開も、スイッチワンタッチのフルオート操作でラクに行えます。

  • 0.5km/h以上の作業時のみ使用できる機能です。
プログラム例2

耐久性が高く、複合作業に威力を発揮。

フルフレーム構造

フルフレーム構造

軽量ながら重負荷に対応し、重量作業機とのベストマッチングをはかったフルフレーム構造。頑強なフレームが機体への負荷を吸収します。
また、フレームにエンジンをマウントし、オペレータに伝わる振動・騒音を低減しました。

パワーロスが少なく、素早く反応する油圧システム。

クローズド・プレッシャー アンド フローシステム

各コントロールバルブは常に高い圧力がスタンバイされ、レスポンスの良い作動が可能です。また、油圧を使用しない場合にはポンプの送油を停止。パワーロスを少なくし、油圧オイルの劣化を防ぐためオイル交換時期が長く、メンテナンスコストを大幅に低減できます。

電子式SCV

オイル流量と作動時間をコマンドセンターで設定できます。一度プログラミングすれば、あとはスイッチを押すだけで外部油圧操作が行え、作業に応じた操作が可能です。

電子式SCVのコマンドセンター画面

オイル流量と作動時間を個別に設定

SCV

①SCV1〜4連:多様な油圧機器に適応し、 あらゆる作業に対応。
②パワービヨンド:常に一定の圧力がかかった状態で、バタフライモアコンなどの作業機とのマッチングに最適。

  • パワービヨンド用油圧カプラは別途購入する必要があります。

安心と使いやすさを追求した装備で、精度や作業能率アップを実現。

ISOBUSソケット(フロント・リヤ)

ISOBUS作業に対応しています。

  • フロントISOBUSソケットはF仕様のみに装備。

フロントSCV(F仕様)

1連(6R110~6R165)、2連(6R185~6R250)のフロントSCVを装備しています。

リヤSCV

4連(6R110~6R165)、5連(6R185~6R250)のリヤSCVを装備しています。

電動式大型バックミラー

作業状態に合わせてミラーをキャビン内から調整できます。
①ミラーヒーター
②上部ミラー角度(上下・左右)調整
③ミラーアームの伸縮

ターンフェンダー

フェンダーが回転することで、タイヤの最大切れ角が大きくなり小回りできます。

油圧式トップリンク

油圧操作で、作業機の姿勢調整や作業機の着脱が容易に行えます。

外部リモートスイッチ(SCV・3P・PTO)

キャビンの外で、①SCV・②3P・③PTOを操作できます。

  • SCVは4連目。

工具箱

スイングドローバー

作業機のけん引時に安心した作業が可能です。

ピックアップウエイト(F仕様)

1150kg(6R110~6R215)・1500kg(6R230/6R250)のピックアップウエイトを装備しています。

フロントPTO・フロントヒッチ(FP仕様)

複合作業に対応できます。
①フロントPTO
②フロントヒッチ
③フロント外部昇降スイッチ

低車速マーク

夜間でも能力を遺憾なく発揮

LED作業灯

前方10灯、後方10灯、倒方2灯にLED作業灯を装備。夜間作業でも能力を遺憾なく発揮します。作業灯の設定はコマンドセンターで行えます。

  • 前方:ヘッドライト4灯
    10灯(LED作業灯)
    サイドライト2灯、ルーフ6灯、ベルトライン2灯
  • 後方:6灯(LED作業灯)
    ルーフ4灯、リヤフェンダー2灯
  • 側方:2灯(LED作業灯)
コマンドセンター(作業灯設定画面)
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