オートパワーは100%メカ駆動の速度域が4か所(3.5km/h、11km/h、22.5km/h、47km/h)あります(例:50km/h仕様の場合)。また、メカ駆動は最低でも60%以上を有しており、伝達効率は機械式トランスミッションに近い効率を有しています。
変速のショックがなく、最適な速度で作業ができる。
オートパワー トランスミッション
ワンレバー・ワンダイヤルでノークラッチ無段変速
レバー1本の簡単操作で、作業やほ場の条件に合わせて、最適な車速をより簡単に設定できます。車速は0.05km/hから34km/hまたは50km/hの範囲で調整可能です。また、ノークラッチ無段変速なので、ショックのないスムーズな増減速ができ、快適に走行できます。高能率・高精度な作業が行えます。
オートクラッチで簡単に停止
走行中に両ブレーキペダルのみを踏むだけで停止できます。自動車のオートマチック車感覚で、ほ場間をラクに移動することができます。ペダルから足を離すと、現在指示されている速度まで自動的に加速します。また作業機装着時の半クラッチ操作も、ブレーキペダルのみで行えます。
1本のレバーで前後進・速度設定からあらゆる機能の操作まで可能に!
コマンドプロ ジョイスティック(K仕様)
前後進の切り替え、加速の感度調整(3段階)および0.05~50km/hの速度をノークラッチで無段階に調整できます。
①速度設定(1/2)
②加速感度調整(3段階)
③速度調整ダイヤル
④起動スイッチ
⑤機能割り当てスイッチ(10個)
10個の機能割り当てスイッチ装備
コマンドプロジョイスティックには10個の機能を割り当てできるスイッチを装備。機能割り当て設定はコマンドセンターでできます。
<割り当て可能な機能>
- ヒッチ(フロント/リヤ)
- PTO(フロント/リヤ)
- SCV(フロント/リヤ)
- iTEC
- オートトラック ※自動操舵
- ISOBUS機能
- エンジン回転設定(1/2)
日本語対応タッチパネル操作で、さらに使いやすさが向上。
G5(第5世代)コマンドセンター
リヤPTOの変速や作業灯の切り替えなど、タッチパネルでさまざまな設定と操作が可能。エンジン回転数・走行速度・PTO回転数などを、見やすい10.1インチフルカラーディスプレイで確認できます。
また、ISOBUSにも対応しているので、ISOBUS作業機を使用する際は、作業機を調節・設定するモニターとしても利用できます。さらには、ガイダンス・自動操舵にも対応しています。
ホーム画面(例)
①リヤヒッチ
②SCV
③フロントヒッチ
④リヤPTO
⑤燃料残量
⑥トランスミッション
⑦エンジン出力
⑧エンジン回転数
⑨カウンター
⑩PTO回転数
ISOBUS作業機に対応
トラクターの後部にあるISOBUSカプラにISOBUS対応作業機のハーネスを接続するだけで使用できます。また、コマンドセンターから作業機の調整や設定も行うことができます。