耕うん作業は、土の中に空気や肥料を取り込み、野菜の根が張りやすい環境をつくる大切な作業です。また、雑草や土中の病原菌を日光に当てて殺菌する効果もあります。 ミニ耕うん機を使うことで、より深く耕うんすることができ、野菜の生育しやすい環境を手軽にしかも短時間でつくることができます。
石などが畑にある場合は、あらかじめ取りのぞいておくとラクに作業ができます。
移動輪を取りはずし収納するなどして、ハンドルを自分に合った高さに調節しましょう。
誰でもかんたん、スムーズに耕うん作業ができるコツをご紹介します。
ハンドルを下げ気味にします。ハンドルを軽く押さえることで抵抗棒に機体の重量がかかり、前に進みにくくなります。
硬い畑の場合は、最初に表面を軽く耕し、2回3回と分けて耕うんします。1回でやろうと無理せず、繰り返し行う方がラクに、希望の耕うん深さにすることができ、土も細かくなります。
ハンドルを上げ気味にしたり、抵抗棒の深さを調節して、抵抗を弱くすることで前に進むようにさせます。
耕うんした土壌を盛り上げて畑に溝をつくることをうね立てといいます。うね立てには、以下の効果があります。
うね立ては、少しずつ土をすくってまっすぐ均一に土壌を盛り上げていく作業です。手作業では手間がかかるという場合は、ミニ耕うん機を使ってうね立てをすることをオススメします。ミニ耕うん機を使うとかんたんに、きれいなうねがつくれます。
うねの形状は、栽培する作物や土質に合わせて決めます。 ミニ耕うん機で作業するときは、標準ロータと培土器(アタッチメント)の組み合わせで行います(アタッチメントが不要なミニ耕うん機もあります)。 アタッチメントによってつくれるうねの形状や、サイズが違うので目的に合ったアタッチメントを選んでください。
きれいなうねを立てるためには、事前にしっかりと均一な深さで耕うん作業をし、表面を平らにしておきます。耕うんの深さがまちまちだと安定したうねがつくれなくなります。そして、あらかじめ栽培する作物に応じたうね幅を確認し、どのようにうねを立てるか決めておきます。うね幅を一定に保つため、あらかじめうね幅の距離を測って、うねを立てる位置に印をつけておくと良いでしょう。
ミニ耕うん機の機種によっては、アタッチメント無しで簡易なうね立てが可能なものがあります。
うね立て器をご準備ください。うね立て器を装着する時は、抵抗棒のピンを抜き、抵抗棒を抜き取ります。次にうね立て器を抵抗棒の入っていた穴に差し込むと完了です。
基本的な作業は耕うん作業に準じますので、ここではポイントを説明します。
株元の土が硬くなった生育途中に、うね間の土を軽く耕すことを中耕作業といいます。また、うね間の土を細かく砕いた後に、培土板などを使用して砕いた土を作物の根元へ移動させる作業を培土作業といいます。中耕・培土作業には以下の効果があります。
丈の長い草が生えている場合は、あらかじめ除去しておくと楽に作業ができます。
中耕・培土作業をするのに必要なアタッチメントをそれぞれご準備ください。 中耕作業を行うときは標準ロータを中耕車輪に替え、培土作業を行うときは抵抗棒を外して培土器をセットします。
培土器などを使うときに装着すれば、中耕と培土の同時作業ができます。
丸うねで植付け幅425~810mmまで使用できます。
丸うねで植付け幅395~660mmまで使用できます。
「土づくり」から「うね立て」まで、ミニ耕うん機は家庭菜園の頼しい相棒。あなたにピッタリの1台を見つけてください。
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