MESSAGE 社長挨拶 菅野貴志

2020(令和2年)年6月2日、ヤンマー農機製造は、創業100周年を迎えました。
100年の長きにわたり、ご支援いただきました地域社会の皆さま、ご協力いただきました取引先の皆さま、販売にご尽力いただきました海外を含むヤンマー関連会社の皆さまに、心より御礼申し上げます。また、当社発展のため活躍されている従業員とそのご家族、現在の経営基盤となる技術・技能を築き伝承された諸先輩方のご尽力に深く感謝申し上げます。

100年の道のりは決して平坦でなく、市場の環境変化に対応し多くの事業再編を経験し、農業の発展に寄与すべく農業機械の生産を行ってまいりました。
1931年には国産初のロータリー式耕うん機「丈夫(ますらお)号」を完成させ、昨年度農業機械の主力製品累計生産台数は、コンバイン77.3万台・田植機58.8万台・トラクタ58万台を達成いたしました。ヤンマーアグリ製品のマザー工場として、インドネシアのYMD・中国のYNC・タイのYSPを立上げ、一昨年からインドのITL社の生産改善を行い、海外ヤンマーアグリ製品の販売拡大と農業の発展に貢献してきました。

「YANMARミッションステートメント」および「YANMAR11」を基軸に、当社は以下のVisionと方針を常に心がけ、農業の発展・地域社会の発展に貢献していきます。

  1. 1Vision 『ものづくりのプロフェッショナルとして、お客様に感動を与え続ける』
  2. 2品質方針 『お客様に満足して頂ける魅力ある商品と魅力あるサービスの品質向上をめざす』
  3. 3環境方針 『限りある資源を守り地球にやさしい商品とサービスの提供に努める』

 農業機械は、今後ITを活用したスマート農業化が加速されていきます。時代のニーズに遅れることなく、先人たちが残したノウハウを引き継ぎ、従業員一人ひとりが「夢・希望を持ち」「目標を掲げ」「知恵をだし」「元気で明るく」チャレンジを続け、次の100年に向かって、ヤンマーアグリ事業のグローバルマザー工場として、皆さまから信頼され愛され続ける企業を目指してまいります。

関係各位の皆さまには、これまで同様のご支援ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

ヤンマー農機製造株式会社
第11代社長

菅野貴志