マイクロコージェネについて - CP(マイクロコージェネ)の強み

節電+セキュリティー向上システム

節電+セキュリティー向上1 発電で節電(購入電力低減)が可能

通常時は、発電で節電(購入電力の低減)やピークカット等が可能です。
コージェネによる発電により、直接的に節電(=購入電力低減)を行うことが可能です。

節電+セキュリティー向上2 停電時にも停電対応機で発電+熱供給が可能

電力不足時や停電時に停電対応機で発電しながら事業活動等を継続することが可能です。
(電源セキュリティーの向上)

停電時に停電対応機で発電、電源セキュリティーの向上を図ると共に、その際発生する熱を有効に利用することでエネルギーセキュリティーの向上が可能です。

節電+セキュリティー向上3 停電時にも停電対応機によるGHP空調で快適空間の確保が可能

通常時は、消費電力の少ないGHPで節電
停電時でもマイクロコージェネとGHPの組合せにより空調が可能となります。
(エネルギーセキュリティーの向上)

  • EHPの場合、始動電流が大きいため(30HPで約200A)、停電時の運転には大きな発電機が必要ですが、GHPは、始動電流がEHPの約1/4、消費電力がEHPの約1/20のため発電容量が小さいマイクロコージェネでも運転可能です。

接続可能台数(目安)

GHP 16HP 20HP 25HP 30HP
能力 冷房定格 45.0kW 56.0kW 45.0kW 85.0kW
暖房定格 50.0kW 63.0kW 50.0kW 95.0kW
空調可能面積
(目安)※
事務所
(104.7W/m2
約430m2 約530m2 約670m2 約800m2
店舗
(139.5W/m2
約320m2 約400m2 約500m2 約600m2
CP25D2Z×1台 8組 7組 4組 3組
CP35D2Z×1台 12組 12組 7組 5組

出展:「都市ガスによるコージェネレーションシステム計画・設計と評価」より
接続可能台数検討結果の1例です。実際の導入に当たっては、個々に検討を実施してください。上記の接続可能組数は、計算結果(MAX値)に2割の余裕を見ています。(小数点以下切捨て)

節電+セキュリティー向上4 万が一の都市ガス停止時にもプロパン・エアーで発電が可能

通常時は、都市ガスで運転、停電+都市ガス停止時は、プロパンガス(LPG)とエアーを混合して自立給電し、エネルギーセキュリティーの向上を図ります。

プロパン・エアー発生装置(PAジェネレーター)

プロパン・エアー発生装置 マイクロコージェネ
名称 型式 型式 発電出力 供給可能台数
PAジェネレーター8
(推奨品)
PA-13A8-HH CP5D2(Z)-SNJ○ 5kW 7
CP25D2(Z)-TNJ○ 25kW 1
PAジェネレーター30
(推奨品)
PA-13A30N-H CP25D2(Z)-TNJ○ 25kW 6

PAジェネレーターの詳細は、株式会社ガスネット、I・T・O株式会社にお問合せください。

環境性、省エネルギー性

  • 環境負荷の低い(二酸化炭素排出量の少ない)エネルギー源(天然ガス・LPG)を使用します。
  • 総合効率85%の高効率機器なので1次エネルギー消費量を約30%、二酸化炭素排出量を40~44%削減できます。

環境性 ヤンマーマイクロコージェネレーション1台導入によるCO2排出削減効果

マイクロコージェネレーション1台を導入すると…

条件
マイクロコージェネ年間運転時間:4,000時間 排熱利用率:100% 都市ガスボイラ(ボイラ効率:80%)
都市ガス発熱量(高位)=45.0MJ/Nm3 都市ガス発熱量(低位)=40.6MJ/Nm3
CO2排出係数
電力:0.66kg-CO2/kWh(火力電源平均係数) 地球温暖化対策計画(平成28年5月13日 閣議決定資料)
13A単位量当りのCO2排出量:2.234tCO2/千Nm3
杉の木1本あたりの年間CO2吸収量:14kg 地球温暖化防止のための緑の吸収源対策による(環境省・林野庁)
杉の植林密度:700本/ha

省エネ・省コスト 高効率なので1次エネルギー使用量(燃料費)を約30%低減

高効率ミラーサイクルエンジン、高効率発電機、高効率インバータ、高効率熱交換器の採用により
クラスNo.1の発電効率、総合効率を実現。

  CP5D2(Z) CP25D2(Z) CP35D2(Z)
発電効率 29% 33.5% 33.5%
総合効率 85.5% 85.5% 88%

高効率のため1次エネルギーの有効利用(省エネルギー・省コスト)がはかれます。

条件
マイクロコージェネ年間運転時間:4,000時間 排熱利用率:100% 都市ガスボイラ(ボイラ効率:80%)都市ガス発熱量(高位):45.0MJ/Nm3
都市ガス発熱量(低位):40.6MJ/Nm3 都市ガス1.000Nm3使用した時の原油換算使用量=1.16kL
原油換算係数:0.0258kL/GJ 電気の一次エネルギー換算係数:9,760kJ/kWh

L2-Tech認証製品

2015年度よりスタートした、CO2削減に最大の効果をもたらす設備・機器等を支援するL2-Tech認証制度。
様々な分野の製品の水準化をはかり、認証された製品のメーカー名と製品名を公表することで、積極的にL2-Tech認証製品の情報発信をする制度です。
(環境省)

「2020年度L2-Tech認証製品」に認証された機種を下記に示します。

  • CP25D2
  • CP25D2Z
  • CP35D2
  • CP35D2Z

認証製品のご確認・詳細情報は「L2-Tech情報プラットファーム」(https://www.env.go.jp/earth/l2_tech_japan/index.html)をご参照ください。

東京都 低NOX・高効率燃焼機器認定

東京都では、NOXとCO2の排出量が少ない機器の情報を提供するため、NOX排出濃度とエネルギー効率に関する認定基準を設け、両方が認定基準に適合するものを「低NOX・低CO2小規模燃焼機器」として認定しています。
東京都 低NOX・低CO2小規模燃焼機器に認定された機種を下記に示します。

  • CP5D2
  • CP5D2Z
  • CP25D2
  • CP25D2Z

低NOX型小規模燃焼機器

環境省では平成8年度から、小さなボイラーなどを対象として、大気汚染物質の排出量が少ない機器を優良品として推奨するために『小規模燃焼機器の窒素酸化物排出ガイドライン』を策定し、普及に努めています。
低NOX型小規模燃焼機器の推奨ガイドラインに適合している機種を下記に示します。

  • CP5D2
  • CP5D2Z
  • CP25D2
  • CP25D2Z
  • CP35D2
  • CP35D2Z

複数台対応システム

複数台対応システム 16台までの複数台運転が可能 ※17台以上はご相談ください

(1)需要電力に応じた運転台数制御が可能(イメージ図)

  • 小型機の並列設置により、負荷電力の変動に対して最適台数での運転を実現します。
  • 運転開始・停止電力設定で運転台数の制御が可能です。

(2)メンテナンス時も運転を継続(イメージ図)

  • メンテナンスも1台ずつ実施するため、高い稼働率を実現。
  • 故障のリスク低減と同時に、自家発補給契約も最小ですみます。

(3)設備予算に応じた増設が容易

小型パッケージのため、予算に合わせた増設等も容易

(4)複数台運転で中形コージェネと比較しても高効率です。

複数台運転:台数制御により部分負荷領域でも高い総合効率で運転が可能です。

高機能システム

高機能 コントローラによる多彩な制御(運転開始/停止電力制御、複数台運転対応)

  • MAX16台までの複数台運転が可能です。(25kW、35kW)
  • スケジュール運転、運転開始/停止電力の設定による運転台運転制御や受電・発電電力制御が可能です。
最大接続可能台数(コントローラ1台当たり)
5kW→3台 25kW→16台 35kW→16台
  • 25kW1グループ16台=400kWまでの中形クラスの出力レンジをカバーします。
  • 35kW1グループ16台=560kWまでの中形クラスの出力レンジをカバーします。

ローテーション運転対応※

  • 要求負荷に応じて最適な運転台数を求め、各号機の運転時間が均等になるように運転号機をローテーションします。
  • ローテション運転により運転時間の平準化をはかり、同時期のメンテナンスの実施によりメンテナンスコストを削減します。
  • 停電対応機の自立運転時は、ローテーション運転を行いません。
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