施設園芸向GHP(ガス空調) - 経済性比較概要
ピークカットに優れたGHP
GHPでピークカット消費電力90%以上削減
(EHP比較)
ヒートポンプのエネルギー消費割合
エアコンの消費エネルギー量の、約90%は室外機のコンプレッサ駆動源に使われます。
EHPはモーター(電気)でコンプレッサを駆動しますが、GHPはガスエンジン(ガス)で駆動します。
- ※上記グラフの比較は20馬力システムにおける一次エネルギーベースのエネルギー消費比較イメージです。
- ※定格運転時における、電気式ヒートポンプエアコン(EHP)との一般的な消費電力比較に基づく削減割合を示します。
受電電力大幅削減
GHP導入で、建物全体の受電電力が大幅ダウンします。
受電電力割合比較(夏場のオフィスビルの例)
VS A重油焚きハウスヒーター
試算条件
面積 | 2反 |
---|---|
ハウスヒーター | 145kW×2台 |
GHP | 30馬力×1台 |
目標温度 | 18℃ |
加温期間 | 11月~3月 |
A重油単価 | 80円/L(税込) |
LPガス単価 | 171円/m3(税込) |
ハウスヒーター併設の組み合わせ例
暖房
既設のハウスヒーターの組み合わせでより効率よくご利用いただけます。
既設の暖房機と組合わせる場合は、GHPをメインに運転し、不足分を暖房機で補助する運転が経済的です。
冷房
夜間冷房
近年の熱帯夜対策としてご利用頂けます。
作物特性、目的に応じた保温、タイミングをご計画ください
日中冷房
日射の影響で冷房負荷は極端に高いため、遮光、保温、タイミングが重要です。また大きなエネルギーが必要になります。
ハウス栽培面積に対する空調能力の一般的な目安
【記号定義】●:空調能力の決定条件
○:必然的に使用可能
空調負担 | 運転条件 | 暖房 | 目安面積 [m2/HP] |
備 考 | |
---|---|---|---|---|---|
冷房 | |||||
日中 | 夜間 | ||||
高 ↑ |
● | ● | ● | 8〜20 |
|
- | ● | ● | 20〜50 |
|
|
- | - | ● |
|
ハウス面積1,000m2当りのGHP室内機容量の目安
用途 | 暖房 | 夜間冷房(除湿) | 日中冷房 | |||
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管理温度(℃) | 15 | 20 | 25 | 20 | 25 | - |
室内機容量(馬力) | 8〜10 | 10〜12 | 15〜18 | 15 | 10 | 80〜100 |
- ※目安は温度条件、ハウスの形状、設備により変わります。