JD-T550,JD-T560,JD-T660
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脱こく・分離・選別

最大級の選別領域で、精度の高い脱こく性能を発揮。
  • 掲載している写真はヨーロッパ仕様のため、国内仕様と異なる場合があります。

収量の多い作物でも、精度の高い脱こく・選別が可能

ジョンディアならではの技術で、穀粒の流れを変えることなく選別が行えます。
選別領域も広く、精度の高い穀粒とわらの選別を実現します。

製品の特徴を解説する図。stage1~5の位置が示されている。詳細は以下

stage1 大径シリンダー

直径660mmの大型脱こくシリンダーを装備し、扱ぎ残しを最小限に抑えます。また、わらが挟まったり、穀粒が傷ついたりする危険性も少なくします。

stage2 オーバーショットビーター

穀粒は急激な方向変化を要さずにタインセパレーターに供給されます。穀粒は上部から入るため、セパレーターの全領域が使用できるので、効率の良い脱こくを可能にします。

stage3 タインセパレーター

選別における損失を最小限に留めることで高品質な選別を実現します。また直径が大きく、わらをスムーズに送り込めるので、燃料消費や電力の節約にもつながります。

stage4 リアビーター

第4シリンダーの直径400mmのリアビーターは、穀粒をタインセパレーターからストローウォーカーへスムーズに送り込み、穀粒とわらの分離を確実に行います。

stage5 ストローウォーカー

7ステップ・面積4.8㎡のストローウォーカー(選別板)を装備したことで、ササリ粒を確実にふるい落とし、選別ラインへ送り込みます。また格子状のデザインがしっかりとシーブに落とし込みます。

収量の多い作物でも確実に、効率的に選別

最高品質の穀粒を精選するために、4つのセクションで選別を行います。
収量が多い作業時でも、一度に大量に取り扱うことができるので、早さと品質どちらにも卓越した能力を発揮します。

製品の特徴を解説する図。section1~4の位置が示されている。詳細は以下

section1:コンベアオーガ

大径コンベアオーガで多量の殻粒を確実に選別部へ運びます。特に傾斜地や湿った状態でも穀物の偏りが少なく、安定した選別を行うことができます。

section2:プレクリーナー

大容量の空気を送り込み、プレクリーナーを通過することによって、籾殻やごみを吹き飛ばします。約3分の1の穀粒はプレクリーナーによって吹き出される前に分離され、クリーングレンオーガーに直接落ち、チャフシーブを通過する穀粒や籾殻の量を減らします。

section3:チャフシーブ・グレンシーブ

2つのシーブでしっかりと選別します。グレンシーブに落ちない場合は2番のエレベータへと運ばれ、確実できれいな選別を実現します。

section4:クリーニングファン

クリーニングファンの回転数を運転席から調整でき、作物の条件に合わせて適切な回転数を選択できます。これにより、きれいな選別を行うことができます。

穀粒サンプルソリューション

穀粒選別後の品質を、すぐさま確認できます。作業後に実際に手にとり現物を確認できるので、安心です。

確認の様子

均一で理想的な散布を可能にする、ストローチョッパー

前ストローチョッパーと比較して、ナイフとの接触域を36%増やしました。これにより、さらにムラなくスムーズな排出と拡散が行えます。

散布の様子
レバー写真

排出方向の切り替え

1つのレバーで排出方向(チョッパーを使うか否か)を切り替えることができます。

チョッパー写真

チョッパーナイフ

それぞれのナイフ装着位置に2枚のナイフが装備されており、切断長を一定に保ちます。

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