高能率な作業
能率良く、すばやく収穫
1.55m/sの作業速度
作業速度は1.55m/s。1日の中でも短時間での作業が重要な大豆の収穫作業が能率良く行えます。また、68.6PSの余裕のエンジン馬力で、走行速度・脱こく部の処理能力も十分に発揮できます。
大排気量・高出力のコモンレールエンジンを搭載
安定したハイパワーと粘り強さ、さらに低燃費を、ヤンマー独自の技術により実現しました。また、DPFの装着により環境規制にも対応しています。
自動定回転制御機能
走行部や脱こく部の負荷が変動しても、コンピュータがエンジン出力を瞬時に自動コントロール。エンジン回転を常に一定に保ち、安定した脱こく・選別性能を発揮します。
DPF装置(国内特殊自動車 4次排ガス規制クリア)
DPFで排ガス中のPM※1を捕集し大気への放出を防止します。DPFは自動再生しますが、それでも堆積したPMはボタン1つを3秒長押しするだけで、作業を止めずに燃焼再生できます※2。
- ※1PM(パティキュレートマター)=排ガスに含まれている粒子状物質
- ※2100時間ごと(初回のみ50時間以内)に手動再生。
DPF搭載のエンジンには必ずヤンマー純正オイルをご使用ください。
DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)搭載のエンジンには、必ずヤンマー純正「DH-2オイル」を使用してください。
ヤンマー純正DH-2オイル以外のオイルを使用すると、オイルに含まれる金属系添加剤の燃え残り(Ash:灰分)がDPFに堆積し、フィルタが目詰まりを起こしてエンジントラブルの原因となります。
Ash(灰分)はPMのようにDPF内で燃焼・除去することはできません。なお、ヤンマー純正DH-2オイルは、DPF搭載以外の一般のディーゼルエンジンにも使用できます。
作業環境に合わせて、2つの刈幅が選択できる
刈幅2060mmの標準ヘッダー仕様と、2590mmのワイドヘッダー仕様をご用意しています。
大豆収穫時の汚粒をへらす
プラットフォーム底板ふたが取外せ、目抜き穴より土ほこりを落とすことで汚粒を低減します。
麦・そばなどの収穫時は、底板を取付けて収穫物の漏れを防ぎます。
ワイドヘッダーならさらに効率アップ(GQ26BU-JP)
刈取る幅が広いことで一度に刈取る量が増え刈取る距離が短くなります。また旋回の回数も少なく、能率の良い作業が行えます。
さらに、条間60cmの場合、ワイドヘッダー仕様なら最大5条を一度に刈取ることができるので、作業時間の削減、一日で刈取り可能な面積の拡大が期待できます。
高速作業時でもロスを少なく、きれいに選別できる
ローターが長いので処理容量が大きく、さらに広い揺動板が余裕の選別性能を発揮します。
ダブルローター方式
「ロングローター」に加え「フロントローター」を装備。さらに、ワイドな「スイングセパレーター」を合わせた3つの機能で、スピーディかつ丁寧な脱こく・選別を 実現します。
① ローター変速レバー
ローター速度を低速・高速に切替え。低速では大豆刈取り時に損傷粒を少なくできます。
② フロントローター
刈取った作物を脱こく部に分散して送り込むので、効率よく脱こくでき高速で刈取りが行えます。
③ ロングローター
長いローターで長時間やさしく脱こくするので、こぎ残しや穀粒の傷みを抑えます。
④ 大型コンケーブ
広い面積で余裕をもって作物を脱こくします。
⑤ 大きな揺動選別板
広い面積で余裕があり、高速作業時に大量の穀物が入ってきても効率よく高精度に選別できます。
⑥ トリプルファン
3つのファンにより高流量時でも全域に安定した選別風が得られ、高精度な選別ができます。
コンパクトな機体サイズで扱いやすい
コンパクト設計だから小回りの利く、能率的な作業が可能。作業前後の移動もラクにでき、格納もスムーズに行えます。
- ※実際の販売モデルとは形状が異なる場合があります。
YH700M,GQ20BU-JP 標準ヘッダー仕様:刈幅2060mm
YH400,GQWE ワイドヘッダー仕様:刈幅2065mm
ほ場の凹凸を気にせず安定した刈取りができる
機体水平制御(UFO)
地面に段差や凹凸がある場合に自動制御が働き、その起伏の状況によりクローラが上下し、常に機体を水平に保ちます。
排出回数・時間が短縮でき、作業のムダを省ける
1550Lの大容量グレンタンク
広いほ場でも排出回数が少なくすみ、長時間の連続作業にも十分に対応。作業時間の短縮に貢献します。
スピード排出
1550Lの排出時間(麦)は、約150秒。スピード排出でき、作業時間の効率化に貢献します。
オーガオートセット/オートリターン
オーガのセットがボタン1つで簡単にでき、収納もワンタッチ。作業時間のロスを低減します。
- ※手動によるセット・収納もできます。
満タンで丸1日給油がいらない
燃料タンクも115Lと大容量。満タンで約1日連続作業ができ、給油の手間が省けます。
- ※作業状況により連続作業時間は変動します。