• 操縦中のYH5101Aを上部から撮った写真

    丸ハンドル

STRONG POINT [丸ハンドル] 丸ハンドルだから、誰でもカンタン。乗用車感覚で操作できます。
【A.5 丸ハンドル&レバーで、らくらく操作】コンバインの歴史を変えた?!丸ハンドルの操作で思い通りに旋回でき、さらにハンドルとサイドのレバーに各種スイッチを集約しているので、指先だけでどんな操作もらくらく。ムダな動きがいらず、作業後の疲れ具合がぐっと軽くなります。スムーズに操作できるので条合わせや四隅の枕刈り、隣接条への旋回も簡単で、湿田でも沈まず、なめらかな旋回や安定した直進が可能です。

ハンドルの切り方ひとつで、直進も旋回も思いのまま。

思ったところに思うように進める。当たり前のようで難しかった走行性が、
丸ハンドル採用で可能になりました。条合わせからスピンターンまで思いのまま。
ハンドル操作でカーブの大きさを自由に変えながらスムーズに旋回できます。

走行性説明図。1~4までの番号が振られている。詳細は以下

[1]直進

条合わせの際の微調整も簡単。高速刈取作業時にも焦らずに余裕をもって操作できます。

[2]ブレーキターン

内側のクローラが止まり、外側のクローラのみで旋回します。

[3]スピンターン

内側のクローラを逆回転させ、車体の中心を旋回中心としてその場で旋回します。狭い場所での取り回しに便利です。

[4]ゆるやかターン

内側のクローラを減速して大きく旋回。乗用車でカーブを曲がる要領で思い通りにターンできます。

自然なハンドリングで、作業の疲労も軽減。

無理のない動きで疲れにくい

自然な腕の動きで無理なく操作できるのが丸ハンドルの特長です。微妙な方向修正が必要な条合わせの際にも、腕を縦方向に動かすので力を入れやすく、横方向に動かすレバー式よりもラクに操作できます。

【1本レバーの操作の場合(横方向)】・操作する腕の動きが横方向となり、縦方向の動きと比べて疲れやすくなります。・横方向の動きは力が入りにくく、操作しづらいといえます。
【丸ハンドルの操作の場合(縦方向)】・操作する腕の動きが、大きな動きは円を描き、小さな動きは縦方向となり疲れにくいです。・縦方向の動きは力が入りやすく、操作しやすいといえます。

湿田でも難なく刈取り

直進時も旋回時も左右のクローラを常に駆動できるFDS※採用でクローラが沈み込みにくく、従来では難しかった湿田での旋回もスムーズ。問題なく刈取り作業を行えます。

  • FDS=フルタイム・ドライブ・システム

ほ場を傷めない

旋回時にカーブの大きさをコントロールしやすく接地圧を軽減できるので、従来よりもほ場を傷めずにターンできます。

ハンドルを離さずボタンひとつで刈取り操作。

ハンドル左側には車高調整スイッチ搭載。

フィットステアリング・刈取昇降スイッチ

ハンドルを握ったまま、指先だけで左右の条合わせと刈取部の上下を操作。高速での作業中も微調整を自在に行えます。

  • 使い勝手に合わせて他の操作機能をカスタマイズできます。
  • 刈取部の昇降はオールマイティシフトレバーの昇降スイッチでも操作できます。

FDSトランスミッション

HST※で駆動するクラッチレス方式。摩耗によるクラッチ交換のコストがかからず、ライフサイクルコストの低減に貢献します。

  • HST=Hydro-Static Transmission(静油圧式無段変速機)