2022.07.27
食、スポーツ、アート、学びをテーマにリニューアルした長居公園の魅力をお届け!
2021年1月からリニューアル工事を進めてきた長居公園パークマネジメントプロジェクトによる新施設が、いよいよ2022年7月29日にグランドオープン。ヤンマー直営レストラン、セレッソフットサルパークをはじめ、屋外常設展示「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」など魅力が満載です。
大阪市東住吉区にある長居公園は1944年に開園し、総面積は約65.7haにもおよびます。大阪国際女子マラソンの舞台となる「ヤンマースタジアム長居」、セレッソ大阪のホームスタジアム「ヨドコウ桜スタジアム」など様々なスポーツ施設や、広大な長居植物園を有し、地元をはじめ遠方まで幅広い世代の方々が過ごす都市公園として親しまれてきました。
「A SUSTAINABLE FUTURE」をブランドステートメントに掲げるヤンマーは、2020年に長居公園の指定管理事業者に選出されました。ヤンマーのグループ会社「わくわくパーククリエイト株式会社」は、その代表企業として都市公園の価値向上を図る一大プロジェクトを始動。「みんなわくわく、明日もわくわく。」をコンセプトに、子どもから大人まで世代を超えて楽しめる、新しいスタイルのパークマネジメントに2021年4月より取り組んできました。
「食・スポーツ・アート・学び」を軸にした本プロジェクトは、長居植物園、「TigerRack Skateboard Park Nagai」など一部施設を2022年4月に先行オープンし、その他のリニューアルを段階的に進めてきました。このたび、ヤンマー直営レストラン「YANMAR MARCHÉ NAGAI」や「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」をはじめ、多彩な施設が一挙にオープンします。
生まれ変わった長居公園の魅力をいち早くお届けします!ご家族、ご友人、恋人と、もちろんお一人でも、どなたでも楽しめる魅力が満載の、長居公園の全貌をぜひご覧ください。
【エントランス広場】野菜や米などの素材にこだわったレストラン「YANMAR MARCHÉ NAGAI」など、食の施設がオープン!
大阪メトロ御堂筋線の長居駅3番出口から出るとすぐに、噴水のあるエントランス広場が現れます。スタジアムへ誘う「スポーツの道」や「緑のアーケード」が配置され、レストラン、カフェ、ショップが立ち並びます。その一番奥に位置するのがヤンマー直営レストラン「YANMAR MARCHÉ NAGAI」です。
木目調やアースカラーを基調とした、自然をイメージするナチュラルなデザインが印象的な佇まいです
ガラス張りで開放感のある店内には80席のテーブル席を設け、自然を感じられるテラスは40席あり、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
メニューは、新鮮な野菜を添えたローストビーフのライスプレートやサンドイッチ、パワーサラダなど、素材にこだわったメニューを提供。その他、カレー、お子様ランチ、スムージーなど、子どもも大人も嬉しいヘルシーメニューが満載です。ランチからカフェ、ディナーと幅広くご利用いただけ、一部メニューはテイクアウトも可能です。
また、ヤンマーが開発した、国産米と水だけでつくられた添加物不使用の「ライスジュレ」を使った美味しいお米の3色スープも提供いたします。ぜひご賞味ください。
<YANMAR MARCHÉ NAGAI 店舗情報>
営業時間:11:00~22:00(L.O 21:00)
定休日:年中無休
WEBサイト:https://www.yanmarmarche.com/food/restaurant/nagai/
「YANMAR MARCHÉ NAGAI」の隣にあるのが、和モダンな佇まいの「桜珈琲」。大阪府堺市に本店を構える同店の大阪市内では初出店となります。こだわりの自家焙煎珈琲、自家製パン、素材から厳選したケーキ、テイクアウトのどらやきなどを堪能できます。モーニングもあるので、朝ランやウォーキング後の休憩などにもおすすめです。
また、「桜珈琲」のこだわりの焼き菓子などを販売するショップ「confiteria S」も併設しています。長居公園を訪れたお土産や、大切な人へのギフトとして最適です。ぜひ覗いてみてください。
<桜珈琲 店舗情報>
営業時間:8:00~22:00
定休日:年中無休(元日除く)
ホームページ:https://www.sakura-coffee.jp/
そして、長居公園の敷地内には、ヤンマーが開発したバイオコンポスター「YC100」を導入。食品廃棄物を発酵・分解して、処理後の生成物を土壌活性剤や堆肥として利用できるため、新しくオープンするレストラン「YANMAR MARCHÉ NAGAI」や「桜珈琲」「OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI」で活用し、食品ロスなど環境への配慮にも取り組みます。
【南広場】待望の「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」と、地産地消で大阪の食材を楽しめる食の交流館「OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI」がオープン!
エントランス広場から東へ歩いた場所に見えてくるのが、サッカー愛好者待望の「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」です。
日本プロサッカーリーグに所属するセレッソ大阪は、1957年に企業内の部活動として始まったヤンマーディーゼルサッカー部が母体となっています。サッカーが日本ではまだマイナースポーツだった時代から、ヤンマーはサッカーを愛し、共に歩み続けてきました。現在もセレッソ大阪を「トップパートナー」として支え続けています。
サッカーの楽しさをもっと多くの方に広めたいという思いで、ここセレッソ大阪のホームスタジアムがある長居公園に「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」がオープンします。
管理棟は、周囲の緑に調和するシックで洗練された外観デザインです。屋内に入ると一転して、セレッソ大阪のロゴカラーの鮮やかなピンクとブルーが目を引くデザインになっています。シャワーとロッカールームを完備し、男性用扉にはチームキャラクターの「ロビー」、女性用扉には「ロビーナ」のイラストが描かれているのも、ファンにはたまらない空間と言えるでしょう。
ロングパイル人工芝の2面のフットサルコートを配し、屋根付きの観覧席も設けています。フットサルコートのご利用は1時間毎の予約が可能です。
<CEREZO FUTSAL PARK NAGAI>
営業時間:10:00~23:00(土日曜、祝日は7:00~23:00)
定休日:年中無休
ホームページ:https://cerezo-futsalpark-nagai.com/
「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」の隣にオープンしたのが、「おもてなし」「おすそわけ」の造語としてネーミングされた、食の文化交流館「OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI」です。
大阪の食材をもっと地元の人に食べて欲しいというオーナーの思いから、大阪をメインに、全国の生産者から直接取り寄せたこだわりの野菜や精肉を中心に販売しています。
「OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI」はグローサラント方式のマルシェとなっており、キッチンとイートインスペースも設けています。新鮮な食材をその場で調理し、ワンプレートランチ、お弁当、フルーツサンド、フレッシュジュースなどを味わえます。テイクアウトして、青空の下、園内で食べるのもおすすめです。
<OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI 店舗情報>
営業時間:10:00~21:00
定休日:水曜日
【中央広場】ピクニックやキャッチボールなど、自由に遊べる芝生広場が誕生!相撲場を移設してリニューアル!
「CEREZO FUTSAL PARK NAGAI」より北側へ歩くと、4月に先行オープンした「TigerRack Skateboard Park Nagai」が見えてきます。一般の方はもちろん、トップアスリートにも愛用されています。
その北側に見えてくるのが、移設してリニューアルされた相撲場です。
周囲の自然に溶け込む緑の切妻屋根と、シンプルな外観デザイン、筆文字で描かれた看板が神聖な雰囲気を醸し出しています。場内には2つの土俵を設けています。
そして、移設前の相撲場があった場所に、開放感のある芝生広場を新しく設けました。
ピクニックや休憩などのんびりと過ごせる、人々の憩いの空間になっています。「YANMAR MARCHÉ NAGAI」や「OSSO MARKET&KITCHEN NAGAI」などでテイクアウトし、芝生広場で食べるのもいいですね。
【冒険広場】自然と共生する「ボウケンノモリ 長居」が誕生!どなたでも無料で入れる地上エリアと、アスレチックに挑戦できる有料エリアで、冒険の世界へ誘う!
全国の青少年らが植樹した約8600本の樹木が育つ「郷土の森」に、樹木を傷つけないように活用して造られた、アスレチックエリア「ボウケンノモリ 長居」が誕生。
子どもも大人も世代を超えて交流し、自然と触れあえる「ボウケンノモリ 長居」。樹上の有料エリアではさまざまなアクティビティを満喫でき、地上エリアはどなたでも無料で森林浴などを楽しめます。
<ボウケンノモリ 長居>
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
料金:ピクニックコース 1,200円/1周 ※繁忙期(ゴールデンウイーク、お盆)は1,500円
ホームページ:https://bouken.co.jp/
【⻑居植物園】夜の植物園をアート空間に変える、屋外の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」。四季の自然が織りなすアートを体感!
広さ約24万㎡、約1,200種類もの植物が生い茂る長居植物園は、都会のオアシスとして親しまれてきました。2024年の開園50周年を迎えるにあたり、植物がより生き生きと育つための「未来への種まき」をコンセプトとして、樹木の間伐や根の成長を見越した植替えと土壌改良などを行い、今年4月にリニューアルオープンしました。
その長居植物園が、日が暮れると幻想的なアート空間へと変貌します。アート集団チームラボによる、屋外の常設展「チームラボ ボタニカルガーデン 大阪」がついにオープン。
チームラボのアートプロジェクト「Digitized Nature」は、自然を破壊することなくデジタルテクノロジーによって「自然そのものが自然のままアートになる」ことをコンセプトにしています。ツバキ、ヒマワリ、カピラリス、サルスベリなど季節と共に移り変わる植物や、自然のふるまい、人々の存在によってインタラクティブに変化するアートの世界を堪能できます。
<チームラボ ボタニカルガーデン 大阪>
開催時間:19:30~22:00(21:00最終入場)※開催時間はシーズンによって異なります。
定休日:ホームページを参照
料金:大人(高校生以上)1,600円 子ども(小・中学生):500円
障がい者割引:800円、未就学児:無料
ホームページ:https://www.teamlab.art/jp/e/botanicalgarden/
長居植物園の「水辺の散歩道」入り口近くに、アグリファームを設けています。かつては、ご家族で収穫体験をしていただくイベントも開催しましたが、今後は食育、里山体験などさまざまな「学び」のイベントやワークショップも開催予定です。
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今回は、2022年7月29日グランドオープンの長居公園の概要をご紹介しました。
ヤンマーグループの理念「A SUSTAINABLE FUTURE」を体現し、テクノロジーで人と自然が共生するより豊かな社会の実現を目指す「長居公園パークマネジメントプロジェクト」。これまで長居公園にはなかった「食」や「アート」も取り込み、地域に賑わいを創出するとともに、人、街、自然に豊かな循環を生み出していく。そんな、世代を超えて愛される都市公園を創出し、未来につないでいきます。
ぜひ実際に足をお運びいただき、その魅力を体感してみてください。