――教育という観点では、今回のプログラムはいかがでしたか?
西野中学では2年生になると、秋に職業体験という活動があるんですね。職業を通じて、大人たちが社会でさまざまな役割を担っているということをこの1年間で伝えたいなというテーマで。親はサラリーマンで会社に勤めている。だけど、サラリーマンだけでは世の中は回っていなくて、日本中世界中の人が食べ物を食べるのであればそれを担っている人がいる。農業だけじゃなくて、水産業もそうだし、工業もあるだろうし。そういうことを手を変え品を変え、いろんな場面で伝えていきたいと思っていたんですね。その意味でも今回の見学はピッタリでした。