ヤンマー建機に密着取材! 新設ショールームに込めた想い
建機事業の歴史や未来のコンセプト商品を展示するショールームを新設した真意とヤンマーのこれからについて取材しました。
2018.07.09
ヤンマー建機株式会社の建機ショールーム(⾯積:240.96㎡)は、本社1Fに2018年3⽉16⽇オープンしました。建機事業のこれまでの歴史や未来のコンセプトモデルを展示し、お客様とのさらなるコミュニケーションを育む場所となっています。
見て、触れて、ヤンマーの革新的な歴史を体感。
【ヤンマー建機の理解を深める体感エリア】
ショールームに入った正面の9面モニターでは、ヤンマーのCMやプロモーション映像を流しています。
会社前の国道からも目にすることが出来る大型モニターが自慢です。
製品と技術に焦点を当てたプロモーション映像
ゆっくりと座ってヤンマー建機の製品や技術を見ていただくことができます。
タッチパネルで懐かしのCMも
プロジェクターで投影されたそれぞれの製品をタッチすると、会社や製品の歴史、世界中で販売している製品が見れる他、当時放映されていたCM、カタログなどをその場で閲覧することが可能です。
有名な女優さんが登場する過去のなつかしいCMもご覧いただけます。
会社の歴史をご覧いただけます。
製品の歴史をご覧いただけます。またそれぞれの製品をクリックすると、カタログやCMなども閲覧可能です。
世界中で販売している製品がご覧いただけます。
工場のライブ映像を配信
生産工場の様子をライブで配信。時間がないときでも見学ができるようになっています。
溶接ライン、組立、検査風景がご覧頂けます。
世界の工場を見学
日本だけでなく、フランスとドイツの工場紹介ビデオをご覧いただくことができ、各国の工場を擬似見学していただけます。
工場全体を見渡せるジオラマ
また、工場とその周辺のジオラマも設置しています。(ジオラマの縮尺は 1/750スケール)
受付裏の開放的な打ち合わせスペースでは、最新のカタログを手にとってご覧いただくことが出来る他、初代バックホーや創業者の写真など、ヤンマー建機のこれまでの歴史を思い出のアルバムのように楽しんでいただくことができるギャラリーを兼ねています。
【歴史ある製品展示エリア】
小形建機の原点となった、名作が目の前に。
ショールームでは、世界の小形建機の原点となったハンドドーザーとミニショベルの実機を展示しています。
ハンドドーザーは、「Y9D(1972年製)」を展示。日本特有の狭い現場での作業を可能にし、人手不足・人件費高騰といった課題解決に大きく貢献してきた製品です。また、ミニショベルは、現在のミニショベルの機能を全て備え、シリーズ累計1万台以上の販売を記録した、大ヒット製品の「YB1200SS(1979年製)」を展示しています。
【コンセプト建機展⽰・体験シミュレーターエリア】
これからはこうなる、そんな未来を体験!
ヤンマー建機は、世界各国で拡大が予想されるリノベーション需要において、これまで手作業で行ってきた建物の内装解体などの作業に着目。新たな市場での機械化・自動化を見据え、2035年の未来をイメージしたコンセプト建機を展示しています。
また、コンセプト建機シミュレーターでは、 ⼀般的なオフィス空間の内装解体をゴールとして、お客様自身でコンセプト建機の操作が体験できます。
⼿の動きをセンサリングする「Leap Motion」を使⽤し、機体移動、部屋のスキャン、プロジェクションマッピング、作業機への指⽰出しなど、リアリティある未来の作業を体験することが可能です。
「壁面解体」「床はつり」の2コースを選択することで、解体工事をゲーム感覚で体感できます。
建機事業の歴史と目指す未来をカタチにした、体感型のショールーム。
お客様とコミュニケーションを深めながら、
ヤンマー建機はさらなる建機開発に取り組んでいきます!
【商品・ショールームに関するお問い合わせ】
ヤンマー建機株式会社
営業本部 営業企画部 プロモーショングループ
TEL:0942-70-8992
次回は、コンセプト建機「Y-RENOVATOR」の徹底解剖のご紹介です。