品質力を誠実に伝えるための、「工場で営業する」スタイルを具現化したショールーム。
ヤンマーでは入社してから一貫して技術畑を歩んできました。だからこそ、ショールームを新設する際は、「工場で営業する」ということを一番のコンセプトにしたかったんです。
お客様は当社の製品も他社の製品も比較されますし、その中でまず問われるのが品質。品質を理解いただくために、ヤンマー建機では以前より工場の見学を実施してきました。完成した製品だけではなく、ものづくりの現場を同時に見ていただくことで、品質の良さや安全性を伝えてきました。私たちのスタートラインは、やはり工場で営業することなんです。ヤンマーの品質の高さは、現場を見てもらうことで伝わるという自信があります。安全な見学者通路や橋(社員の間では、瀬戸社長が作った瀬戸大橋と呼ばれています。)を設け、自動化されている工場を可視化し、製造過程をしっかり見てもらった先に、私たちの考えやポリシーが分かるショールームがある。ヤンマーの品質力を伝えるための、必然的な発想だったと思います。