異なる意見にも耳を傾け より良い製品を生み出すヒントを得る 川口 大輔 Daisuke Kawaguchi 開発部 第二設計部 電装グループ 2016年入社 工学部卒

所属部門について

電装グループでは、建設機械で使用されるスイッチやコントローラ、液晶モニタなどの電装部品の選定・設計及び電装部品をつなぐワイヤーハーネスの設計を行っています。 昨今、建設機械でも電子制御が多く使用され、さまざまな制御機能が実装されています。 これらを実現するための制御仕様の検討、動作確認も我々電装グループが担っている大きな役割です。また、これらの設計の根本には各国の規格があり、ISO規格やEN規格に準拠した設計を行うこともグローバルに展開する上で必要不可欠です。

現在の主な業務内容

バックホーの開発プロジェクトに参画し、プロジェクトの日程を電装部品の設計スケジュールに落とし込み、新規の液晶モニタの要求仕様検討やスイッチ類の選定、ワイヤーハーネスの設計を進捗管理しながら進めています。建設機械が活躍する現場では被水、温度湿度の変化、振動等の外部環境は当たり前に存在していますが、電装部品にとってこれらは天敵です。 これらに対応すべく仕様の検討と実現方法をリスクアセスメントやFMEAといった設計ツールを用い、日々試行錯誤しながら設計しています。 設計段階では並行して他社特許の侵害有無をチェックするとともに特許出願も行っています。また、海外にも設計製造拠点があるため、WEB会議や時には現地に出張して現地社員との仕様すり合わせを行っています。

マイルール、大切にしている想い

当たり前のことですが、「人の意見を良く聞く」ということを心がけています。職場での立場や所属部署により、人の意見は本当にさまざまだと思います。 ともすれば自分と異なる意見は否定したり避けたりしがちですが、なぜそういう意見が出るのか、一歩踏み込んで考えることで自分ひとりでは考えもしなかったことが見え、製品としてよりよいものにできることがあります。 私が担当している液晶モニタの開発でもチーム内で意見が異なることが日常的に有りますが、その都度お互いが納得するまで話し合い、その結果を仕様に落とし込んでいます。自分とは異なる意見の中に、より良い製品を生み出すヒントがあると信じています。

ヤンマー建機で働く魅力

与えられた業務の中で進め方は個人の判断に任せてもらえることが多いため、納得感をもって進めることができる点は当社の魅力だと感じます。もちろん上司、先輩にフォローしていただくことはありますが、細かく指示され、それをこなすだけよりは、各個人の裁量が大きい分、やりがいもあり技術者として成長できる職場です。 また、業務で必要な知識を学ぶ社内外の教育カリキュラムや語学力向上研修など、自己の成長を手助けする環境も整っており、自身の成長に合わせて受講スケジュールを立てることができる点も、働きやすいという面で当社の魅力だと感じます。

成長を感じたエピソード

最近私が任せられたプロジェクトの電装部品は全くの新規部品であり、私自身としても初めての挑戦ということもあり、手探り状態からのスタートでしたが、周りのメンバーのフォローもあり、無事に推進することが出来ています。新しく追加する制御機能をチーム内で何度も議論し、一日中議論して決まった方針が、翌日変わってしまったなんてこともありましたが、このような経験を積み重ねてきたことが、製品の性能アップだけでなく、私自身の成長にも繋がったと感じています。 試作段階で意図した通りの動きが実現できたときは達成感があり、とてもうれしかったことを覚えています。商品が市場に投入され、お客様のもとへ届けられる日を楽しみに、日々業務を推進しています。

ヤンマー建機を一言で言うと

地域密着型企業

今後身に付けたいスキル

1級ファイナンシャル・プランニング技能士

自慢できること

前向きな性格

休日の過ごし方

おいしいものを食べまわる

就活生へメッセージ

先入観にとらわれず、いろいろな企業を見て、最後は自分の直感を信じて頑張ってください!

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