ニュースリリース

2015年3月期連結中間決算概要及び通期見通しについて

2014年11月27日
ヤンマーホールディングス株式会社

1.2014年9月期の連結業績

当中間連結会計期間の世界経済は、欧州においては緩やかな回復が続き、米国も成長を維持するなど、先進国による景気の持ち直しが継続しています。一方、アジア新興国においては、タイの政治混乱の継続、インドネシアでの緊縮的な政策運営などにより成長ペースが鈍化しています。過剰投資・金融問題が表面化している中国経済の先行きや、中東地域の地政学リスクの高まりなどにより、世界経済の回復は安定的とは言えない状況です。

日本経済は、消費税増税に伴う駆け込み需要による反動からの持ち直しに遅れが見られる中、設備投資や公的需要の増加により緩やかな回復が見られました。また、輸出においては、アジア新興国の景気低迷による影響はあるものの、米国の需要回復や円安を背景に、緩やかながら回復が見込まれます。

このような状況下におきまして、当社グループでは今後更なる成長を目指すため、平成26年度は、主に下記の項目について重点的に取り組んでおります。

  1. 既存事業の深耕と新規領域への挑戦による事業拡大の加速
    1. 各市場・地域における事業間連携によるビジネス創出
    2. 新規事業の探索から事業化に向けた推進
  2. グループの成長を加速するための基盤づくり
    1. SCM活動推進によるリードタイムの短縮
    2. グローバル業務システムの導入推進
  3. お客様の期待を超える商品・サービスの持続的投入
    1. プレミアムブランド商品の早期市場投入
    2. ICT(情報通信技術)を活用したビジネスモデルの実践
  4. 世界各地の地域や社会の維持・発展への貢献
    1. 資源循環型ビジネスモデルの構築と推進
    2. 各地域での社会貢献・環境保全活動施策の共有と横展開

これらの結果、当中間連結会計期間の業績において、売上高は、前年同期(3,126億円)に比べ1.6%増の3,174億円となりました。経常利益は、前年同期(253億円)に比べ20.0%減の202億円となり、売上高経常利益率は6.4%となりました。また、中間純利益は、前年同期(172億円)に比べ23.4%減の132億円となりました。

また、連結売上高に占める海外売上高は、前年同期(1,300億円)に比べ11.4%増加し1,448億円となり、海外売上高構成比は45.6%となりました。

2.2015年3月期の連結業績見通し

当連結会計年度の業績見通しは、売上高6,800億円(前連結会計年度比292億円増収)、営業利益390億円(前連結会計年度比45億円減益)、経常利益400億円(前連結会計年度比 48億円減益)を見込んでおります。

(注) 上記見通しは、現時点での入手可能な情報に基づき当社が算定したものであり、需要動向などの業況の変化、為替レートの変動等の不確定要素を含んでおります。そのため、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。

<注記>
ニュースリリースに記載されている内容は、記者発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

本件に関するお問合せ先

ヤンマーホールディングス株式会社 総務担当
TEL:06-6376-6212 FAX:06-6372-2455

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