ニュースリリース

2013年3月期連結決算概要及び次期見通しについて

2013年06月10日
ヤンマー株式会社

1.2013年3月期の連結業績

当連結会計年度の世界経済は、米国経済は緩やかな回復基調にあり、ASEAN経済も好調が続く一方、新興国については低成長で推移しました。また、欧州は債務問題の長期化から、成長ペースは高まらないままとなりました。わが国においては、米国経済の復調や積極的な金融・財政政策により、年度後半からは後退局面を脱した模様ではあるものの、回復ペースは依然として緩やかな状況にあります。

今後の経済情勢につきましては、米国の財政問題や欧州の債務問題等、世界経済の下振れリスクがくすぶり続けており、先行きは依然として不透明な状況であります。

このような状況下におきまして、当社グループでは以下の対応に取り組みました。

(安定的な収益確保への取り組み)
為替変動や原材料値上げによる減益要因に対し、以下の増益策に取り組みました。
  1. グローバル調達活動による材料購入価格の低減
  2. 生産・販売現場におけるコストの低減
  3. 間接部門におけるコスト低減に向けた活動への着手
アフターセールスの収益改善に向けて、以下のように取り組みました。
  1. お客様接点の強化に向けた定期的な整備及び点検の推進
  2. ICTを活用した新たなビジネスモデルの構築
(グループ成長への取り組み)
タイ、中国、インドネシアにおける現地生産の拡大と国内生産再編へ着手しました。
東南アジアにおけるビジネス展開の方向性と実行計画を策定しました。
新グローバル業務システムの海外現地法人への導入を推進しました。
お客様のゆるぎない信頼を獲得するため、商品・アフターセールス・コミュニケーションを通じたブランドのプレミアム化活動に着手しました。

これらの結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は前連結会計年度(5,511億円)に比べ4.7%増の5,771億円となりました。経常利益は、前連結会計年度(221億円)に比べ61.7%増の358億円となり、売上高経常利益率は6.2%となりました。当期純利益は、前連結会計年度(121億円)に比べ70.9%増の208億円となりました。

また連結売上高に占める海外売上高は、前連結会計年度(2,271億円)に比べ2.9%減少し、2,204億円となり、海外売上高構成比は38.2%となりました。

2.2014年3月期連結業績見通し

2014年3月期の売上高については、当連結会計年度と比べ8.4%増の6,259億円を見込んでおります。損益については、営業利益は、当連結会計年度と比べ17.8%増の398億円、経常利益につきましては当連結会計年度と比べ7.7%増の386億円を見込んでおります。また、当期純利益につきましては、6.6%増の222億円となる見通しです。

以上

<注記>
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本件に関するお問合せ先

ヤンマー株式会社 総務部・広報グループ
TEL:06-6376-6212 FAX:06-6372-2455 E-MAIL:koho@yanmar.co.jp

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