ニュースリリース

2011年3月期中間決算概要見通し及び通期見通し(連結)

2010年11月22日
ヤンマー株式会社

1.2010年9月期の連結業績

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、政府主導の経済対策効果により個人消費の回復、公共投資の増加等により景気回復の兆しが見られたものの、長引く円高により日本経済の牽引役である輸出企業の収益回復には厳しい状況が続いています。
海外においては、中国をはじめとするアジア新興国では、金融引き締めの見送りや追加景気刺激策により景気の拡大が見られました。欧米では、景気底入れの兆しは見られたものの北米における住宅着工件数回復の遅れなどにより本格的な回復には至りませんでした。今後の経済情勢につきましては、長引く円高、欧米における本格的な景気回復の遅れなどにより、先行き不透明な状況が続くことを想定しております。このような厳しい市場環境に対応するため、ヤンマーグループでは長期経営方針「2012年戦略」に加えて、「収益確保」と「収益構造の変革」に取り組み、費用削減、原価改善やアフターセールスにおける収益改善に取り組みました。結果、当中間連結売上高は、前年同期(2,214億円)に比べ312億円増の2,526億円となりました。当中間連結経常利益は、前年同期(70億円)に比べ38億円増の109億円となり、連結売上高経常利益率は4.3%となりました。なお、連結中間純利益は、前年同期(50億円)に比べ12億円増加の63億円となりました。また、連結売上高に占める海外売上高は、前年同期(784億円)に比べ240億円増加し1,024億円となり、海外売上高ウエイトは40.6%となりました。

2.2011年3月期の連結業績見通し

当連結会計年度の業績見通しは、売上高5,046億円(前期連結会計年度比557億円増収)、営業利益については163億円(前期連結会計年度比88億円増益)、経常利益は130億円(前期連結会計年度比97億円増益)を見込んでおります。

(注)上記見通しは、現時点での入手可能な情報に基づき当社が算定したものであり、需要動向などの業況の変化、為替レートの変動等の不確定要素を含んでおります。そのため、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。

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