サービス・サポート

役割

油圧装置におけるエネルギーを伝達するための、媒体としての働きをしています。
また、各油圧機器の潤滑剤としての役割も果たしています。

交換しなかったら？

油圧ポンプや油圧機器の循環性が失われ、シールが腐食します。そのため、作動油に異物が混入すると、異物が摺動部や隙間に入り込み、摩擦が生じて金属粉等の新たな異物を発生させます。 その結果、異常音・温度上昇・速度低下・圧力異常・油漏れ等が生じます。そのまま放っておくと、油圧機器の故障につながります。
また、汚染防止のために、以下の項目を必ず実施してください。

フィルタエレメントの定期交換

作動油内の異物を捕捉したフィルタを、弊社の指定した時間で交換してください。
フィルタが目詰まり状態になると安全弁が開いて、作動油はフィルタを迂回する回路を通りろ過されず、循環して機器の磨耗及び作動油の汚染を促進させます。

作動油タンクのドレーン実施

燃料タンク同様に、作動油タンクの底に溜まった水分および異物を取り除くためドレーンを行ってください。

給油位置