全自動野菜移植機PW10 作業性
苗に優しく、確実な植付け。
針爪
苗をやさしく引き抜きます。
爪カバー
苗の損傷を防ぎます。
カバー一体型覆土ローラ
軸部への土の入り込みを防ぎ、植付けた苗の根元までキレイに覆土できます。
覆土荷重調節レバー
ほ場に合わせた覆土荷重の調節が簡単にでき、安定した覆土効果を得ることができます。
苗にやさしい植付軌跡
苗取出し時や開孔器への受けつぎ時の苗の損傷を低減します。
きれいな植付けライン
移植機本体の剛性がアップ。左右のフラツキが低減され、よりまっすぐキレイな植付けラインをつくることができます。
安定した植付深さを保持。
植付深さ自動制御
植付深さは、作業をしながら手元で設定可能。自動制御により、安定した植付深さが保てます。
うねの最初からしっかり植付け。
植深さツインセンサー
- 鎮圧ローラ(フロントセンサー)で、うねの始まりから植付けができ、植付け始めの手作業が少なくなります。
- 覆土ローラ(フローティングセンサー)が接地することで、植付深さを安定させます。
- 鎮圧ローラが先に接地して、機体を安定させます。
- 覆土ローラが未接地でも、うねの始めから植付けできます。
水平制御で、キレイな植付け。
自動&手動UFO装置
傾斜地や凹凸のあるほ場でも、機体を自動で水平制御できるため植付姿勢を一定に保つことができます。
- ※イラストはわかりやすくするため、傾斜を大きくしています。実際の作業では、指定の傾斜角度を守ってお使いください。
クラス最高レベルの植付速度で、作業時間を短縮。
植付速度0.52m/秒のハイスピードタイプ。※
高速植付けでも苗にやさしい爪形状や植付軌跡、安定した苗の受け継ぎ姿勢などにより、高速作業時も高精度でキレイな植付けを実現します。
- ※ほ場条件による
苗押さえ棒
葉からみによる欠株を防止し、苗取り爪で確実に苗を取ることができます。
天候や段取りの都合で徒長苗や大苗を植える場合でも、苗の葉先が垂れ下がることがなく、確実な苗取りが行えます。
- ※徒長苗、大苗には、適応範囲があります。
5枚の予備苗が搭載可能
苗の補給回数が少なくてすみます。
- ※NRT仕様には7枚の予備苗が搭載可能です。
空トレイ押さえ
空トレイを確実に押さえます。
連続苗つぎ機構
苗のせ台の苗がなくなる前に警報ブザーでお知らせ。前もって次のトレイが供給でき、作業の中断なく連続して植付作業が行えます。
作付条件に合わせて、幅広い植付株間が選択できる。
植付2段変速&株間調節ハンドル
2段の植付速度と無段階調節の株間ハンドルで、広範囲な株間選択ができます。標準仕様では、野菜の小球嗜好に対応した狭い株間20cm(※)の設定が可能です。
- ※株間20cmに対応するのは、標準仕様、マルチ仕様、ナロートレッド・標準(台形)/三角うね仕様の4仕様です。
収穫する野菜の大きさにあった植付株間が設定できる「株間調節ハンドル」
トレイに合わせて簡単切り替え。
トレイワンタッチ切り替え
野菜トレイに合わせて、横送り・縦送り切替えがワンタッチでノンツールで行えます。
(30角128穴・25角200穴)
縦送り切替レバー
横送り切替レバー
マルチうねもスピーディに移植できる。
マルチカット温度制御(M仕様)
雨風の影響を受けにくい電熱方式。
マルチカットと移植が同調し、常に穴の中央に植付けられ、マルチのバタつきによる苗の傷みを防止します。
うね幅や形状、条間に合わせて植付けできる。
ワイド(W・KW・SW)仕様
トレッドは、工具不要で左右のスライド調節が可能(六角パイプスライド方式)。お好みの位置に植付けることができます。
また、前後スタンドの標準装備で1人でもトレッド調節ができます。
狭いうね幅に対応。
ナロートレッド(NRTH・NRTS)仕様
後輪トレッドは460~510mmまで無段階に調節可能。うねに沿ったキレイな植付けを実現します。
また、覆土ローラは仕上がりのうね形状にあわせて、標準(台形)うね用(NRTH)と、三角うね用(NRTS)の2種からお選びいただけます。