キャベツに合わせた高精度な収穫を実現

製品の特徴を解説する図。詳細は以下

掻込みホイル

キャベツを中央に掻込みながら根をつかんで引き抜きます。また、掻込みホイルを減速することで、キャベツの傷付きをさらに低減します。

キャベツをつかみ引き起こす

姿勢制御ローラ

引き抜いたキャベツをカットに最適な姿勢に整えます。

下部搬送ベルト・刈取部速度調節ダイヤル

下部搬送ベルトの速度は、刈取部速度調節ダイヤルで調節できます。
また、ベルトには、土の付着による目詰まりを軽減するコグベルトを採用。スリップしにくいので、根部の切断が安定します。
コントローラーのバルブには電気式を採用。刈取速度調節ダイヤルを回すだけで、刈取・搬送速度の調節がすばやく的確に行えます。

  • ダイヤルはサイドコラムに配置しています。

HC1250

HC1400

挟持ベルト・切断傾き調節ダイヤル

キャベツの搬送姿勢に合わせて切断傾き調節コントローラを操作することで、挟持ベルトの速度が変わり、切断角度を調節できます。

HC1250

HC1400

カッターの手前でキャベツが前傾になる場合は…

ワンタッチで挟持ベルトの速度を上げて、キャベツを後方に引っ張り、まっすぐカットする姿勢に調節できます。

カッターの手前でキャベツが後傾になる場合は…

ワンタッチで挟持ベルトの速度を落とし、根部が先行して搬送されるようにして、まっすぐカットする姿勢に調節できます。

ゲージ輪

うねに追従するため、刈り高さが安定します。

  • ほ場の条件に合わせて、左右に取付位置の変更が可能です。

カッター刃

2枚の回転刃で、搬送されたキャベツの茎葉部を確実にカット。切断面への土の付着が少なく、きれいに仕上がります。(HC1250,F/1400,Aは固定刃)

回転刃、固定刃

収穫と同時に調製・コンテナ詰めで効率化

3人の補助者がコンテナ台に乗ったままで収穫作業が可能です。補助者は腰を曲げずに調整作業やコンテナ詰め作業ができます。
HC1250には1基の鉄枠コンテナが、HC1400には2基の鉄枠コンテナ、または1基のハーフコンテナが積載できます。

選別コンベア

補助者はキャベツの外葉などを取り除いて、カタチを整えることができます。

選別コンベア写真

ストック台

再調製するときは、このストック台にキャベツを一時置きすることができます。

JRコンテナにそのまま積載できる、モーダルシフト対応コンテナ

CO2排出の少ない鉄道でのモーダルシフト型輸送に対応。地球環境にやさしい物流を実現することができます。
さらに、再利用可能な鉄枠コンテナの利用と相まって、運賃、容器代を低減することができます。

鉄コンテナは、JRコンテナやトラックにピッタリのサイズ。
無駄なスペースがなく、より多くのキャベツを運搬することができます。

ほ場の高低差に強い

車高調節装置(UFO)

ほ場のクローラ走行路に高低差がある場合や、片側のクローラが溝に落ちた場合、また、コンテナ内のキャベツの量により左右バランスが変わった場合でも、機体の角度調整ができるため、常に高精度な作業が行えます。

ロングクローラ

接地圧が低く、降雨時や傾斜地などの悪条件下でも安定性に優れ、パフォーマンスの高い走行性能を発揮します。

HC1250は1270mm、HC1400は1726mm
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