施設導入のメリットは、青果物(野菜・果物)の品温管理する事による品質維持。
青果物を貯蔵する事による計画出荷などが考えられます。
冷却方式として強制通風式予冷庫(AC)、差圧式予冷庫(PC)、真空予冷装置(VC)と主に3種類方式があります。各方式の特徴は次の通りです。

強制通風式予冷庫

強制通風式予冷庫写真

一般的な予冷・保冷・貯蔵庫であらゆる青果物(野菜・果物)に対応します。

差圧式予冷庫

差圧式予冷庫写真

気圧差を利用した方式で、強制通風式に比べて短時間で冷却できます。
また、あらゆる青果物に対応します。

真空予冷装置

真空予冷装置写真

水の気化熱を利用した方式で、最も短時間で冷却出来ます。
只、ハクサイ・レタス等の葉物には適していますが、トマト・きゅうり等適さない等、対応に差があります。

方式別の特徴

種類 強制通風式予冷 差圧式予冷 真空予冷
対応品目 あらゆる青果物 あらゆる青果物 制限有り
冷却時間 長い(8~12時間) 中間(4~8時間) 短い(30~40分)
冷却ムラ ある 中間 ない
収容効率 高い 低い 出来ない
別に保冷庫が必要
必要冷凍機能力 小さい 中間 大きい
イニシャルコスト 安い 中間 高い
積付・配置制限 少ない 多い 多い

方式について詳しくは下記ページをご確認下さい。