にんにく <収穫・調製・乾燥>
収穫作業のポイント
茎葉の黄変が30%以上になると収穫適期です。
収獲が遅れると球割れの原因になり、極端な早堀りは熱処理での障害を助長するため、適期収穫を心がけましょう。
次年度に使う種を確保しましょう
【種の選別】
- ウイルス感染のないもの
- 形状のしっかりしたもの
- とう⽴ちのしているもの
- L級規格のもの
【確保の⽅法】
- 4⽉下旬〜5⽉下旬にかけてウイルス症状を判別する
- 感染株に印を付け、種球から除く
- とう摘みは⾏わない
- 収穫時に傷を付けないように注意する
作業機選びのポイント
自走式収穫機
掘取り→搬送→土落とし→根切り→葉きり→コンテナ収納→運搬の1台7役で、一気に省力化。慣行作業の約5倍の作業能率を実現します。
トラクター用収穫機
パワーハーベスタ HN1255(D)
にんにくをキズつけずに優しく搬送、高品質のまま収穫します。
にんにくハーベスタ HN405D
マルチを張ったまま、一度に4条を連続して抜き取る省エネ・省力収穫機で、多少の雨でも作業可能。適期収穫ができます。
にんにくハーベスタの製品情報
調製・乾燥のポイント
常温で放置すると2~3日で切断部から腐敗するため、収穫後はすぐに乾燥処理をします。
長期貯蔵のために低温保存する場合は、早めに選別をすませて速やかに冷蔵庫へ搬入します。
作業機選びのポイント
にんにく温風乾燥機 TG-40000-W
既存の施設のビニルハウスをそのまま利用して鉄コンテナをそのまま乾燥できます。
にんにく仕上機 NSA-1D
両手で、にんにくの皮むきがラクに行えます。
ルートシェーバー GR454M(6)
収獲後のにんにくのひげ根と茎を10時間で4万個カットします。
にんにく等ほろ割機 TNRW
機械上部ににんにくを投入するだけで、あっという間に塊(ほろ)が粒に割れた状態に仕上がります。
にんにく薄皮剥き機 TGNU2-2
機械上部ににんにくを投入するだけで、あっという間に薄皮がきれいにむけた状態に仕上がります。