2019.02.15

ヤンマーのマリンスポンサーシップ活動紹介:YANMAR Racing

伝統ある世界的なセーリング競技「ドラゴンクラス」で自社チーム「YANMAR Racing」を展開。セーリングスポーツの振興に力を入れています。

ヤンマーは、事業に関わりの深い海の領域での活動のひとつとして、様々なマリンスポーツにも積極的に支援。企業ビジョン“A SUSTAINABLE FUTURE”に掲げている目指すべき社会のひとつである“ワクワクできる心豊かな体験に満ちた社会”の実現に力を注いでいます。そのひとつが自社セーリングチーム「YANMAR Racing」の展開です。「YANMAR Racing」は2018年より、世界的なセーリングレース、インターナショナルドラゴンクラスに参加し、世界各地で開催されたレースを転戦。2019年1月にオーストラリアのフリーマントルで開催されたドラゴンクラスの中でもグレードの高い大会「2019 International Dragon Association World Championship」では4位の好成績を収め、競技を盛り上げました。

ドラゴンクラスとは?

90年の歴史を持ち、1948年から1972年までの間はオリンピックの競技種目にも採用されていた、伝統のあるセーリング競技です。世界30か国以上にドラゴンクラスの協会が設置されており、世界的にも愛好者の多い競技クラスです。

全長8.90メートル、セールの面積やマストの長さ、搭乗員の最大総重量にいたるまで同一規格のインターナショナル・ワンデザインクラス。レース艇の性能やセーラーの身体的なパワーよりも、セーリングスキルや経験が勝敗を左右します。世界各地で開催されるレースに参戦し、年間を通じて獲得したポイントで年間の順位が決定します。オリンピックやアメリカズカップなどを経験した著名なセーラーなども多数参戦し、セーラーの間では「いつかはドラゴンクラス」と憧れられる競技です。

「YANMAR Racing」は経験豊かなクルーと若手の3人で構成されています。アメリカズカップやワールドマッチレーシングツアーなどで活躍し世界的に有名なベテランセーラー「ピーター・ギルモア」がレースの司令塔にあたるスキッパーをつとめ、ピーターの息子で現在ワールドマッチレーシングツアーでも活躍する25歳の新鋭サム・ギルモア、そして、長年にわたり世界的なセーリングレースに参戦し、「YANMAR Racing」のチームディレクターも務める谷路泰博の3名でレースに参戦します。谷路はアメリカズカップ、ワールドマッチレーシングツアーなどの競技でピーター・ギルモアと20年来、セーリングをともにしてきました。

「YANMAR Racing」は2019年、1月に開催されたオーストラリアでの世界大会を皮切りに、同大会を含め、グレードの高い6つの世界大会に参戦を予定しており、年間ランキングの上位を目指していきます。

”A SUSTAINABLE FUTURE”を掲げ、これから先の未来も美しい海が続くとともに人々が海の恵みを享受し豊かに暮らせる社会の実現を目指す私たちヤンマーは、マリンスポーツへの支援を通じて海の素晴らしさと愉しさを多くの人々と分かち合い、ワクワクできる社会の実現に貢献していきたいと考えています。

 

関連情報

YANMAR Racing