2018.09.06

ヤンマーミュージアムで開催!自然や生き物と触れ合うビオトープ観察会

8月初旬にヤンマーミュージアム屋上に広がるビオトープで、生き物を観察する「夏のビオトープ観察会」を開催しました。季節ごとに定期的に開催していますが、今回は夏休み特別企画として、普段の観察会よりも、長く、詳しく体験できるプログラムを開催しました。

ヤンマーミュージアムのビオトープは、我々が掲げるミッションステートメントである「自然との共生」を体現する場として子どもたちをはじめ来館者の皆さまに楽しんでいただいております。このビオトープを通して子どもたちに自然の大切さを伝え、子どもたちが楽しみながら自然環境に興味を持ってもらえる場を提供することを目指しています。

↑2013年開館時のビオトープ。当時は、水中に入る予定はありませんでしたが、子どもたちが自ら水中に入り始め、今では水に入っての生き物つかみが通常プログラムになっています。

当日のプログラムをご紹介します。

1.ミュージアム屋上ビオトープで生き物つかみ

2.どのような生き物がいたか分類

3.水生生物コース、昆虫コースに分かれて活動

4.水生生物コースは、池で捕まえた生き物や、プランクトンについて、詳しく調査、観察

5.昆虫コースは、ミュージアム敷地内の緑地帯で昆虫採集し、捕まえた生き物について詳しく調査、観察

6.観察した生き物についてまとめ、子どもたちがそれぞれ発表

子どもたちからは「メダカを見つけた!」「この生き物は何?」といった声も聞かれ、夏の暑い日差しの中で水に触れながら、夢中になって体験いただけたようでした。ビオトープ観察会は、これまでもリピーターの方が多く、ミュージアムの中でも人気のイベントとなっております。

この前日には、ミュージアム初めての試みでトンボ観察会も行いました。トンボの観察を通じて自然に触れ学ぶことを目的に、ヤンマーミュージアム、ヤンマーびわ工場の敷地内、琵琶湖周辺の3カ所を巡って体験するイベントです。捕まえたトンボを観察しスケッチ、それをもとに缶バッジ作り、さらには、トンボの標本を作りました。自分の網でトンボを捕まえることができず、悔し泣きする子どももいましたが、「また近くの公園にトンボを捕まえにいく!」と最後には笑顔になってくれました。

ヤンマーミュージアムは、2018年9月1日からリニューアルに伴い、2019年秋までの約1年間休館となります。またリニューアル後はさらにパワーアップして戻ってまいりますので、お楽しみに!尚、休館中も館外で行う一部のワークショップは開催を予定しております。詳しくはヤンマーミュージアムWEBサイトをご確認ください。

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