ヤンマーテクニカルレビュー
編集後記
つい先日、新年を迎えたと思ったら、もう1月も終わりと、本当に月日が経つのが早いですね。
弊社では、2014年から、”YANMAR Technical Symposium”(通称わいてっく)という社内イベントを毎年開催しています。このイベントでは、選抜された技術者が集まり、各事業の壁を越えた技術交流、意見交換により、「知の結集」を図っています。招待されること自体、技術者にとっては名誉なことですが、講演やワークショップを通じて、ビジネスモデルにつなげるイノベーションを創造する重要性を学ぶ貴重な機会となっています。このイベントの様子を、本テクニカルレビューで紹介しておりますので、是非ご一読下さい。
また、弊社のブランド・ステートメント ”A SUSTAINABLE FUTURE” -テクノロジーで、新しい豊かさへ- を具現化する最新技術として、CO2排出量ゼロ(ゼロ・エミッション)の高性能なエネルギー変換技術の一つである”スターリングエンジン”を紹介しています。未利用熱エネルギーから電力を回収するスターリングエンジンは、信頼性等の技術課題も多く、世界的に商品化事例が少ないですが、当社では今後も、さらに高効率、高性能を追求し、最小限の環境負荷で、ゼロ・エミッションの電力をお客様に提供することを目指して参ります。
さらに、新油圧システムを採用し、環境と作業性能を両立させた新型油圧ショベルViO80製品技術、ライフサイクルバリュー向上を実現する高出力・低燃費舶用ディーゼル機関6/8EY33シリーズ紹介等も掲載致しました。
これからも、このヤンマーテクニカルレビュー誌面にて、弊社の歴史、先進技術、グローバル化への取組み等を紹介して参りますので、引き続きご愛読いただきますようよろしくお願いします。
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