TOPICS
次世代を担う小中学生に農業・漁業分野への理解やヤンマー創業者の功績などを知る学習の機会を提供
ヤンマーミュージアムでは、地元の小学生や県内外の中学生たちを対象に、さまざまな学習の機会を提供する次世代育成活動に取り組んでいます。単に施設の展示物を見学してもらうだけでなく、学校の先生方と共同で学習指導の内容を検討し、子どもたちに合わせた体験プログラムの作成と提供を行っています。
たとえば、滋賀県立びわ湖フローティングスクール※の学習活動の一環として行った合同ふれあい体験学習では、オリジナル問題集を使ったクイズラリー形式の見学を行い、実物の農業機械や船舶などに触れる機会や、スタッフとの交流を通じて農業・漁業分野の理解を深めてもらいました。
また、地元の中学1年生の総合学習では、ヤンマー創業者をテーマに取り上げてもらい、当館による「山岡孫吉人物伝」講習や見学を通じて、山岡の人物像や功績、ヤンマーの企業活動について学んでもらいました。見学後には、体験学習の成果をまとめた「ヤンマー新聞」を生徒の皆さんで作成されるなど、当社や郷土への興味が多岐にわたって深まり、総合学習として期待以上の成果が生まれたとの喜びの声をいただきました。
- ※滋賀県内のすべての小学5年生が、学習船「うみのこ」(湖の子)に乗船・航海し、宿泊をともなう教育・運営を実施している県の機関。事業主体は滋賀県教育委員会。