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社員インタビュー

岩本 龍哉

遠隔監視センター遠隔監視グループ

( プロフィール )

実家は祖父の代から船舶整備の特約店を営む。自身も学生時代から家業を手伝いはじめ、20歳で本格就業。約10年、多種多様な船舶エンジンの点検や整備に携わり、その間に舶用機関整備士の資格を取得した。2008年、ヤンマーエンジニアリング入社。大阪エンジニアリング部に配属され、アフターサービスに携わる。2014年、遠隔監視センターの設立にあたってアサインされ、現在に至る。

先進分野でも、基本は「誠心誠意」

遠隔監視の先駆けとして2つのサービスを提供

遠隔監視とは専用のシステムを使って航行中の船に積んだエンジンの性能診断を行い、インターネットでデータを取得して、陸上から技術的な支援を行うサービスです。ヤンマーは業界に先駆け、約10年前から船舶の遠隔監視に取り組んできた実績があります。現在は高度船舶安全管理システムとSHIPS SUPPORTERの2つのサービスを提供しています。高度船舶安全管理システムは内航船を対象として提供しています。お客様の船に積んだ専用の機器類で自動的にデータを収集するシステムです。SHIPS SUPPORTERは、外航船向けのサービスです。専用のアプリケーションを船のパソコンにインストールしてもらい、お客様自身がデータを打ち込んで送信し、それを弊社の担当者が診断します。この他、音響診断など新しい診断システムや新規サービスの研究開発にも取り組んでいます。

私が担当しているのは高度船舶安全管理システムです。自動的に送られてきた解析データで不具合が見つかった場合に緊急対応することと、月次レポートの提供や不具合を未然に防ぐための提案をすることが主な仕事です。

業界全体でも前例のない取り組み。そこで求められるなら頑張りたい

遠隔監視センターに異動のお話しを頂いた際、私は、新しい取り組みで必要とされるのなら頑張ってみたいと思いました。実際にジョインしてみると、上司が柔軟性のある前向きな方で、新しいことに貪欲に挑戦していく部署なので、私自身、毎日刺激を受けています。やる気とアイデアがある人には非常にやりがいのある部署です。
業界全体でも前例のないことをやっている分、試行錯誤の繰り返しで、仕事は厳しいです。しかし、お客様が困っていることを1つ1つ解決して、「岩本さんで良かった」と言っていただけた時は、必要とされている実感があるし、この仕事をやって良かったとも思います。それはどんな仕事も同じですね。

船のエンジンは奥が深く、同じ現象が起きていても、原因も同じということはありません。対応にはスピードが求められるため、一人で解決できない場合は部署内だけではなく、ヤンマーの設計部門や営業部門などの力を借りることもあります。そういう時は自分の力不足を感じますが、同時にグループ全体でフォローし合う社風の温かさも実感します。

祖父と父から学んだことは、何事にも誠心誠意取り組む姿勢

私は幼少期から祖父や父が働く姿を見て育ち、何事にも誠心誠意取り組むことが基本であることを学びました。その観点から見ると、弊社には部署を問わず尊敬できる先輩が沢山います。例えば、現在香港に赴任している先輩は、あるお客様の船のエンジンがトラブルを起こした際に真摯に対応したことで大きな信頼を得て、定期整備契約を勝ち取りました。そのお客様は、後に私が引き継いで、今では弊社の中でもVIPな存在になっています。その先輩の、マイナスをプラスに変えて強い信頼関係を築く力は凄いと思います。ヤンマーエンジニアリングには他にも、人間として尊敬できる方が沢山在籍しています。私もそういう先輩方を見習って、お客様に対しても一緒に働く同僚に対しても、誠心誠意対応していきたいと考えています。私はこの会社で働けることは本当に有り難いと感じています。とにかく人の良さが魅力です。

求職者の方にお伝えしたいことは、あまり構えずにチャレンジして欲しいということです。一般常識とやる気を持ち、「ヤンマー」というブランドに恥じない気持ちで仕事に取り組める人であれば、仲間として十分に迎え入れてもらえると思います。

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