世界の海を渡る大型舶用、陸地のディーゼルエンジンの基幹部品を鋳造
松江事業部は、創業から今日まで常に時代の変化と向き合いながら、人々の暮らしを支えるため、舶用を中心とするエンジン事業に携わってきました。
現在、ヤンマーのグループ企業として、船舶を推進させる主機及び船体の電力を供給する補機、またビルや病院などで常用・非常用(停電時や災害時に稼動する)の陸用発電機(コージェネレーションシステム※)で用いられるディーゼルエンジンの基幹部品であるシリンダーブロックやシリンダーヘッド、ピストンやフライホイルなどを製造。ヤンマーの大形エンジン分野で鋳造部品を供給するマザー工場として重要な役割を担っています。
※コージェネレーションシステム 電力と有用な熱を同時に生産するシステム
ディーゼルエンジン搭載事例
用途別分類 | 主要使用場所 | |
---|---|---|
船用 | 舶用主機関 |
大型客船、フェリボート、コンテナ船、タンカー、バルクキャリアー |
陸用 | 常用・非常用発電機用エンジンポンプ |
工場、病院、ビル |
松江事業部の製品例
エンジン部品の一例
シリンダブロック(FC特殊鋳鉄)
(882㎏ 〜 18.760kg)
シリンダヘッド(FC特殊鋳鉄)
シリンダライナ(FC特殊鋳鉄)
フライホイル(FC・FCD)
メタルキャップ(FCD)
ピストン(FCD特殊鋳鉄)
(φ165mm 〜 φ400mm)