歴史を受け継ぐ魂と最先端技術の融合で
市場や社会環境の変化に応じた『絶賛品質』を追求する
ヤンマーキャステクノは、ヤンマーのグループ企業として、ディーゼルエンジン・ガスエンジンのコアとなるシリンダーブロックやシリンダーヘッドなどの鋳造部品を供給するマザー工場です。
松江事業部では、外航船をはじめとする大型船舶、商業ビルや病院などの施設で利用される鋳造エンジン部品を製造。最も大きい部品の単重量は18tを越えます。その部品で作られたエンジン1基の定格出力は4,800kW。4人家族が一日で使用する平均電力量※で換算すると、約260軒分を一時間で供給する能力があります。
甲賀事業部では、主に農業機械や建設機械、プレジャーボートなどに搭載される4気筒までの鋳造部品を製造。1日あたり1,500枠・年間約900,000個(2018年度実績)の製品を生産しています。設備の自動制御や各工程におけるデータの一元化による不具合管理システムの確立など、工場内のIoT化と作業の効率化、生産及び品質管理がはかられています。
また、当社の鋳造技術センターやヤンマー中央研究所と連携し、市場や社会環境の変化に応じ、新規部品の立ち上げ、材質・技法などの鋳造に関する新技術の開発にも挑戦しています。
“誇り高きアイアンスピリット”と高度な“キャスティングテクノロジー“を融合した最先端技術を駆使した生産システムで、製品の用途や求められる形状・性能・機能・耐久性などを満たすだけでなく、お客様の信頼と生涯価値を高める「絶賛品質」を追求しています。
※一世帯4人、平均年間使用量÷365日=18.5kW/日で算出