ヤンマーキャステクノ(株)甲賀事業部が設立50周年記念式典・祝賀会を開催しました!

2020年02月27日
ヤンマーキャステクノ株式会社

2020年2月16日、ヤンマーキャステクノ(株)甲賀事業部(以下、YCAT甲賀)が設立50周年を記念し、「設立50周年記念式典・祝賀会」を滋賀県大津市内にて開催しました。
式典・祝賀会には、藤井社長をはじめとするYCAT甲賀の全従業員とOB、構内協力会社、お取引先様、自治体関係者などに加え、山岡社長、森本専務、吉川常務を含むヤンマーグループの役員も出席、総勢360名で喜びを分かち合いました。

YCAT甲賀は1970年に滋賀県甲賀郡甲西町(現・湖南市柑子袋)で「甲賀精密鋳造株式会社」として設立され、主に小形エンジン用鋳物部品を製造する工場として操業を開始。当時は横型水冷エンジンのシリンダーボディの製造から始まり、1983からはTNエンジンのシリンダーブロック・ヘッドを、1992年にはアルミ工場を新設し、アルミ鋳物の製造も行いました。そして、2007年にはマツエディーゼル株式会社と経営統合、現在に至るまでヤンマーグループにおける鋳物部品のマザー工場として、その一翼を担っています。
また、2013年に創業したヤンマーインドネシア(YID)や、インド新工場が部品調達する鋳物会社への技術支援なども行っています。

大津市市民会館で行われた記念式典の冒頭、この節目を記念して制作されたプロモーションビデオ:~Never Changing,Keep Changing~が放映され、50年の歴史を振り返りながら構成された映像に、出席者の皆さんは感激の面持ちでした。

式典では、ヤンマーキャステクノ(株)(以下、YCAT)を代表して藤井社長から、またヤンマーグループを代表して山岡社長からご挨拶があり、御来賓からは代表して湖南市長から御祝のお言葉をいただきました。

< YCAT 藤井社長のご挨拶(主要部抜粋)>

これまでの歩みは決して平坦なものではなく、紆余曲折を繰り返して参りました。培ってきた技術を礎にして、社員の皆さんの日頃からの献身的な努力と挑戦的な意欲の積み重ねにより、幾多の苦難を乗り越えてきたことに対し、御礼申し上げます。
我々は、これから先も企業としての社会的責任を果たし、地域や業界の発展に寄与し続けなければなりません。そのためには、一人ひとりが現状に満足せず、変化を恐れず、革新的な創造力を持って"CHALLENGE"することです。未来に向けた夢や希望を実現し、やりがいや働き甲斐を感じることができるワクワクする職場に"CHANGE"させるためには、自らが起点となった取り組みが必要です。本日の式典・祝賀会は、未来につなぐための場としていただきたいと思います。

< ヤンマー 山岡社長のご挨拶(主要部抜粋)>

この大きな節目となる本日を迎えるにあたり、幾多の困難を乗り越え、生産活動を通じて企業としての社会的責任を果たしてきたYACT甲賀社員の皆さま、OBの皆さまに敬意を表します。
YCAT甲賀におかれましては、とりわけ小形エンジンの生産における大きな責務を担っていただいていますが、小形エンジンを世界中のお客さまに安定的に供給するため、我々も共に頑張って参りたいと思います。ヤンマーを取り巻く環境はめまぐるしいスピードで変化していますが、変化に適応できるものだけが生き残れます。ヤンマーグループも変化を恐れず、新たな挑戦を続けることで、さらなる事業拡大を実現しようと考えています。それには本日ご参会の皆さまの協力が欠かせません。今後とも宜しくお願い致します。

式典の最後には、長きにわたり日々の生産活動の一翼を担っていただいている構内協力会社5社の代表者に謝意を込め、藤井社長から感謝状が手渡されました。

式典後は隣接する琵琶湖ホテルに場所を移し、祝賀会が開催されました。
祝賀会は、江田総務部長(YCAT甲賀)の開式挨拶で幕が明けられ、湖南市長やヤンマー及びYCAT役員など、代表者12名によって勢いよく鏡開きが行われました。

また、余興ではYCAT甲賀で働くインドネシアからの実習生による民族舞踊やインドネシア空手、日本語による歌が披露され、会場は大いに盛り上がりました。

祝賀会後半には、大抽選会が行われました。
家電などの豪華賞品をはじめ、香川真司選手、乾貴士選手、セレッソ大阪の清武弘嗣選手、柿谷曜一朗選手、滋賀県湖南市出身の元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介さんから、サプライズのビデオレターとともに、サイン入りのユニフォームやボクシンググローブ、タオルなどのグッズが多数寄せられ、それぞれが登場する場面と当選者が発表されるたびに会場全体が沸き立ちました。

祝賀会の終盤には、未来に向けて若手社員を中心に構成され、採用活動で活用するプロモーションビデオが放映され、鋳造技術センターの荻野センター長から閉会の挨拶の後、企画管理部の松本部長の音頭により参加者全員で三本締めを行い、今後もヤンマーグループの一員としてより一層団結し発展していくことを祈願しました。

【本件に関するお問い合わせ先】

YCAT甲賀 働き方改革室ブランド推進グループ

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