真空プランターKOSMA

従来体系と比較して、高精度・高効率＝【収量の最大化】と【作業時間の短縮】に貢献

設定通りの播種、等間隔な株間、均一な播種深さ、高速作業で、従来のロータリーシーダーや機械式プランターと比較し、約2～3倍の作業効率を実現します。

収量の最大化

• 設定通りの播種で、欠株・重複をなくし、生育の促進と種のムダを防ぎます。
• 等間隔の株間で、栄養分が適正になり、生育が揃います。

作業時間の短縮

• 振動の多い高速作業でも、正確な株間・深さで播種が行えます。

さらに真空プランターはパワーハローでの播種床づくりを推奨します。

砕土・整地をパワーハローにすることで、さらなる効率化が可能です。
また、パワーハローで適度な砕土・均平・鎮圧をすることにより、保水性と排水性を両立、発芽率が向上します。また、沈み込みによる播種深さのバラつきも防止することができます。

• パワーハロー

播種深度・株間を保ち、欠株を防止する播種部

①吸引

空気を吸引します。

②種を吸着

種を1粒ずつ播種板に吸着します。

③駆動

駆動輪の回転によって播種板が回転します。

④セレクター

播種板に2粒吸着することを防止します。

⑤落下位置

空気を遮断することで種が落下します。

⑥播種センサー

欠株時にお知らせします。

播種板

様々な播種板をオプションとして用意していますので、希望の種サイズ・株間に対応できます。

• ※記載のない種サイズや株間はお問い合わせください。

播種同時施肥で高効率・経済的

4タイプから選択可能な施肥ホッパー

380L（190×2）～950Lの大容量施肥ホッパーを搭載。肥料の補充回数を減らすことができ、作業を効率化できます。

簡単かつスピーディに施肥量を調整・排出

ハンドルによって施肥量を無段階に調整可能。チェーンの掛け替えで多量施肥にも対応します（75cm条間時 少量:72-330 kg/ha／多量:147-750kg/ha）。

土塊や残さがあってもより正確に

Wディスクコールターによって土塊や残さがあっても正確に土中に施肥します。またスプリングによって地面の凹凸に追従することができます。

トラクターと作業機間でデータを連携（ISOBUS）

セクションコントロールで重複播種を防止

GPSの位置情報に基づいて播種のオン・オフを自動調整できます。枕地や変形ほ場での重複播種を防ぎ、種の節約に繋がります。

• ※使用するISOBUSモニターによって異なる場合があります。
• ※E仕様（電気駆動タイプ）は工場オプションのため、後付けできません。

可変播種（Variable Rate Control）により収量を均一化

作成した播種量マップに応じて、播種量/施肥量を可変させます。作物の生育のバラつきを減らして収量の均一化に貢献します（使用者がマップ作成/インポートの必要あり）。

• ※使用するISOBUSモニターによって異なる場合があります。

車速連動で条件の悪いほ場でも設定通りの株間を実現

GPS速度情報に基づいて播種板を回転させるため、駆動輪だと空転しやすい凹凸の多いほ場やスリップしやすいほ場でも設定通りの播種数（株間）を実現します。条件が悪いほ場でも、高速作業が可能です。

適応ISOBUSモニター

KUHN CCI800（8.4インチ）

KUHN CCI1200（12インチ）

John Deere GS4240（8.4インチ）

• ※セクションコントロールや可変播種を行うには、別途アクティベーションコードが必要です。

オプション

フロント残渣よけ

ほ場の残さを避けて、播種精度を向上させます。

クロッドクリーナー
ワイド / ナロー

トラッシュワイパー
ワイド / ナロー

後部鎮圧輪

ほ場条件に合った鎮圧輪をV型ラバー（幅：50mm/25mm）かV型スチール（幅：50mm）から選択可能。発芽率を向上させます。

中間鎮圧輪（ステンレス）

播種後すぐに鎮圧することで発芽を促します。