新しい豊かさへ、共に。ヤンマースマート農業

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    農業を食農産業へ

    限りある耕作地面積。
    人口増加により高まる食料需給。
    減少する農業人口。
    ヤンマーは、これまでの機械化・省力化技術に加え
    スマートアシストなどの
    ICTを活用したテクノロジーを集結し、
    持続可能な農業をめざします。

    スマート農業が
    推進される背景

    農業を取り巻く環境は刻々と変化し、世界規模で様々な課題に直面しています。

    世界人口が増え食料需要が増加。世界人口は、2000年60億人が2050年97億人に増え、食料需要は、2000年44.7億tから2050年58.2億tに大幅な増加が予想されます。
    異常気象による農作物の不作。世界的な気候変動は、主要作物の生育に影響を与え、適期作業のタイミングが難しくなります。
    高齢化が進み農業人口は減少農業人口は、 2005年335万人から2020年は167万人に減少と予測されています。
    農地集約で大規模が増加。農地集約に伴い、経営規模拡大が進んでいます。

    国連によると、2050年の世界の人口は、97億人まで増加する見込みで、それに伴う食糧不足の問題が懸念されています。また、近年の異常気象による農作物の不作が世界各地で報告されており、気候の変動は作物の生育に影響を与え、適期作業のタイミングが難しくなっています。また日本農業においても、高齢化や後継者不足が進み、離農が増加することで耕作放棄地が拡大し、農業生産量は減少傾向にあります。そんな中、平均経営耕地面積の大規模化など、いま農業を取り巻く環境は、世界規模で課題が山積みとなっています。この危機的状況を打破するため、ここ近年では、ロボット技術やICT等の先端技術を活用した「スマート農業」の導入に期待が高まっており注目を集めています。

    • 出典:国連「World Population Prospects:The 2015 Revision」を基に農林水産省で作成、農林水産省「2050年における世界の食糧需給の見通し」、農研機構「気候変動への適応技術としての全休作物収量予測」、農林水産省「農政をめぐる情勢について」、農林業サンセス、農業構造動態調査(農林水産省統計部)

    スマート農業を
    導入するメリット

    日本の農業が抱える様々な課題。その解決策となる一手となるのが「スマート農業」です。

    農業技術と先端技術を活用したスマート農業で日本の農業が抱える様々な課題を解決します。導入のメリットとして、超省力・大規模生産を実現、きつい・危険な作業から解放、消費者・実需者に安心と信頼を提供、誰もが取り組みやすい農業を実現、作物の能力を最大限に発揮、などがあげられます。
    • 農家の高齢化による、深刻な労働力不足の改善が期待できます。
    • 農作業の省力化・高能率化・高精度化を実現し、営農コストの低減を図ります。
    • 新規就農者へ、栽培技術の継続的な継承ができます。
    • データの蓄積により、栽培計画や人材育成へ活用できます。
    • 夜間でも作業ができるので、規模拡大・適期作業が行いやすくなります。
    スマート農業が推進される背景 詳しく見る 閉じる

    ヤンマースマート農業

    ロボットとICTで、
    より確かに農業経営をサポート。

    ヤンマーは最先端の農業機械(Products)とデータ取得・運用を考えたシステム (System)で、省力化・高能率化・高精度化を実現し、農業が直面する労働力不足やコスト削減、生産技術の伝承、大規模化などの課題を解決したいと考えています。

    ヤンマーが提供する
    スマート農業

    「もっと省力化!もっと高能率化!もっと高精度化!」を目指して、
    ヤンマーの製品・サービスは、さまざまな農作業で活躍しています。

    • リモートセンシングの新規お申込みは、2022年11月30日を持って終了しました。

    先進の技術×データ活用でつなぐ。見える。明るい未来を切り開く

    ヤンマーは農業機械において、省力化・自動化・高精度な作業を実現。そして、ICTを活用した「スマートアシスト」によってデータの”見える化”を進め、勘や経験だけでなくデータに基づいた農業への大きな進化に貢献します。作業負荷の軽減、生産性の向上、農業経営の効率化など、持続可能な農業に向かって、ヤンマーはスマート農業をサポートします。

    ヤンマーが考えるスマート農業

    ヤンマーが考える未来の農業

    これからの農業には、ますますデータ分析によるマネジメントが重要になってきます。ヤンマースマート農業は、情報を蓄積・分析することで農業を見える化できる、「SA-R(スマートアシストリモート)」を中心に、様々なデータと連携できる営農サポートの取り組みを行っています。

    例えば、農業機械は、従来の農業機械としての働きだけでなく、ほ場での作業エリアや作業内容などを収集し、「SA-R」に集約します。それを受けた「SA-R」は、適切な生産計画のもと、次の作業エリアや作業内容を指示します。外部との農業サービスシステムや企業システムとも連携し、市況や農地などの情報も「SA-R」に統合。様々な情報データを総括的に蓄積・分析することで、安定した品質と収量の確保、軽労化に貢献します。

    また、ロボット農機の運転は完全無人で自律走行し、使用者はモニターなどで遠隔監視できるようになります。刻々と変わるほ場の状況は、ロボット農機から「SA-R」へと送られ、その都度、作業工程が最適化されるため、農業の省力化・高能率化・高精度化へと導きます。

    • GNSS とは
      GNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)は、GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称です(出典: 国土地理院HPより)。
    • リモートセンシングの新規お申込みは、2022年11月30日を持って終了しました。

    “最先端農機とデータを活用することで、新しい豊かな農業経営が可能になる”
    そんな理想的な農業の未来を実現するために、これからもヤンマーは挑戦し続けます。

    スマートパイロット

    次世代の農業を拓く、ヤンマーのテクノロジー。

    SMARTPILOT®(スマートパイロット)は、位置情報やロボット技術などのICTを活用して農作業の省力化・効率化、高精度化を実現する自動運転技術を搭載した農業機械シリーズの総称です。

    関連情報

    みどりの食料システム戦略に対応したテクノロジー&ソリューション

    持続可能な農業を目指す、ヤンマーのテクノロジー&ソリューションを紹介しているページです。