論文の部 募集要領

今年度の募集要領は6月1日に公開予定

 趣旨に沿い、持続可能な農業の確立を目指した“先駆的挑戦”を内容としてください。農産技術、農芸化学、農業モデル(都会、中山間地、大規模平野、臨海地域)、新規ビジネスモデル、スマート農業、資源環境・自然科学・健康福祉・農と食のバリューチェーン・教育・流通との連携など、あなたが学習・研究しているさまざまな分野から独自の構想で提言し、その実現の過程、手法等を論理的に述べて下さい。また、今日的切り口として下記も参考にしてください。

<参考>

  1. 高い生産性を誇る食料生産の実現
  2. 安全・安心な食料生産と供給
  3. 多様化する食ニーズへの対応
  4. 持続可能な地球環境との調和
  5. 6次産業化による生産者の経済性向上
  6. 産地から食卓までを繋ぐ食のバリューチェーン確立
  7. 健康福祉と農業の関わり
  8. テクノロジーとサービスによるトータルサポートの創造

その他“将来の夢の農業”の創造・提案など、あなたの独自のテ-マを設定して、論文にまとめて頂いても結構です。

応募資格

2023年4月1日時点で、下記項目の全てに該当する方

(1)所属 右記のいずれかに在籍する学生
  • 外国への留学生、外国からの留学生も可。(国籍不問)
  • 大学
  • 大学院
  • 短期大学
  • 農業大学校
  • 農業短期大学
  • 各種専門学校
(2)年齢 30歳以下
  • 但し、外国からの留学生(日本国籍でない方)は35歳以下
(3)前提条件
  1. 作品は本人のもので、かつ、未発表のものに限る。
    ※同一作品を他へ発表(応募)予定している場合の応募は不可。
    (ご不明な場合は事務局までお問い合わせください。)
  2. グループによる共同執筆可。
  3. 過去、論文の部入賞者の応募は不可。
  4. 過去、作文の部入賞者の応募は可。

応募規定

(1)言語 日本語
(2)作成ソフト Microsoft Word
  • PDFでの応募可
  • 手書き、紙原稿のスキャン不可
(3)用紙規格 A4サイズ 縦
(4)書式 横書き
(5)文字数、書体、文字サイズ 本文部分の総字数で、8,000字以上、12,000字以内とする。
他部分(表紙、要旨、目次、添付資料、データ・図表、参考文献等)の文字数は、総字数に含まない。
原則として、『横40文字 × 縦40行』のレイアウトとし、用紙1枚あたり、1,600字以内とする。
明朝体またはゴシック体で10.5~12ポイント
(6)提出書類 1. 要旨 A4サイズ 縦1枚に横書き、800字以上1,200字以内で作成すること。(図表の使用は不可)
  • 冒頭に題名(作品タイトル)を明記すること。
  • 氏名・学校名は記載しないこと。
2. 論文原稿 以下①~④を1つの文書ファイルにまとめること
  • 図・表・写真等も本文ファイル内へ貼り付け、別ファイルにしない
① 目次 必ず目次をつけること。
② 本文 本文冒頭に題名(論文タイトル)を記載する。
  • 氏名・学校名は記載しないこと。
ページ数を打つこと。
  • ページは文字数に含まない
③ 図表・写真等 原則として、本文中の適切な箇所へ挿入すること。
タイトルの記入位置は、図・写真の場合はその直下に、表の場合はその直上とする。また原則として挿入の位置は、それらがレポート内の文章に最初に登場したページもしくはその次のページに入れること
図・表の見やすさは、評価のポイントになるため、画質や精細に注意すること。
  • 文字・数字は読めるサイズにし、必要な場合は、カラーで提出すること(凡例データの多い棒グラフなど)
DVD、ビデオ等の動画資料は不可とする。
④ 参考文献 参考文献のある場合は、「題名、著者名、出版社名、刊行年、参考頁」を明記した一覧を末尾に添付すること。
(7)応募方法 弊社ホームページからの応募に限る。
  • 紙での郵送は不可
上記提出書類1~2各ファイルを、応募申し込みサイトにアップロードすること。

表彰・賞金

受賞数 賞金 贈呈品
大賞 1編 100万円 表彰楯
特別優秀賞 2編 30万円 表彰楯
優秀賞 10編 10万円 表彰楯
  • 論文の部グループ応募の場合、表彰楯は代表者に1枚、グループメンバーには表彰状を贈呈いたします。
  • 入賞されなかった場合も、応募資格・応募規定を満たした方には、応募記念品をお送りいたします。

募集期間・発表

募集期間 2023年6月1日(木)~10月20日(金)23:59までにエントリー
結果発表 【入選者決定(社内審査会)】
2023年12月22日(金)予定
社内審査会で決定後、12月26日(火)までに入選者本人へ通知予定
【入選発表会開催予定】
ヤンマーアグリ株式会社本社
2024年2月9日(金)予定
入選者表彰
  • 入選者は入選発表会に出席頂きます。
  • 新型コロナウィルス感染状況により開催方法を変更する場合があります。
【入選結果掲載・落選結果通知】
2024年2月下旬を予定
弊社ホームページに入賞者一覧を掲載
  • 落選結果通知は、本人への応募記念品の発送をもって替えさせて頂きます。

論文の部 入選者の方へ

入選発表会会場にて、論文の内容をまとめたパネルを展示いたします。
入選通知を受けた方は次の要領にて、パネル用資料を作成願います。
詳細は入選者本人へ改めてご連絡いたします。
新型コロナウィルス感染状況により、入選発表会がオンライン開催となった場合は、作成不要です。

(1)提出期間 入選通知後~2024年1月26日(金)
  • メールにて事務局まで送付してください。
(2)対象となる資料 論文要旨、論文内で使用したデータ(図、表、グラフ、写真等)
  • 論文内で使用していないデータは対象となりません。
(3)パネル用資料作成要領 Microsoft WordのA4サイズ縦、横書きで2ページとします。
1ページ目に論文タイトル・学校名・氏名・論文要旨を記載。
2ページ目に論文内で使用した図表を貼付けしてください。
  • 作成いただいた資料を事務局にてA1サイズのパネルに加工いたします。
(4)文字サイズ 12~16ポイント

審査方法

事務局審査 事務局による審査(応募資格、応募規定、類似・剽窃等の審査)

社内審査(一次・二次) 弊社内選考委員による内容審査
  • 入選作品(論文・作文各13編)の選出
  • 作文の部 奨励賞の決定
  • 発表は入選発表会の開催後

最終審査 最終審査委員による審査
  • 各賞の決定
  • 論文の部については、最終審査委員による簡単なインタビューを実施予定

最終審査委員 (五十音順、敬称略)

岩田 三代(いわた みよ)氏 [専門/食・くらし]
愛媛大学法文学部卒業。(株)日本経済新聞社に入社。婦人家庭部記者、同部編集委員兼次長、編集局生活情報部長、論説委員兼生活情報部編集委員として、女性労働問題、家族問題、消費者問題など広く取材。2015年4月退社後、フリージャーナリスト。(一財)女性労働協会会長。政府委員として、食料・農業・農村基本問題調査会委員、国民生活審議会委員などを務めた。主な著書に『伝統食の未来』(ドメス出版、編著)などがある。
大杉 立(おおすぎ りゅう)氏 [専門/農学]
東京大学農学部卒業、農学博士。農林水産技術会議事務局研究調査官、農業生物資源研究所光合成研究室長、農林水産技術会議事務局研究開発官を経て、2001年より2016年まで東京大学大学院農学生命科学研究科教授。同大学院農学生命科学研究科特任教授を経て、現在八ヶ岳中央農業実践大学校校長、および東京農業大学客員教授。日本学術会議連携会員、(一社)日本農学会会長、日本農学アカデミー副会長。これまでに、日本作物学会賞などを受賞。日本作物学会会長、総合科学技術会議革新的技術推進アドバイザーなどを務める。主な著書に『作物学辞典』(朝倉書店、共著)、『作物生産生理学の基礎』(農山漁村文化協会、共著)などがある。
近藤 直(こんどう なおし)氏 [専門/農業工学]
京都大学大学院農学研究科修士課程修了(農業工学専攻)、農学博士。岡山大学助手、助教授、愛媛大学教授などを経て、2007年より京都大学大学院農学研究科教授。これまでに、アメリカ農業工学会功績賞、農業機械学会賞学術賞、同学会森技術賞、日本生物環境調節学会賞(学術賞)、(一財)日本機械学会ロボメカ部門技術業績賞、農林水産省農業技術功労者表彰、日本農業工学会賞、日本農学賞、文部科学大臣表彰科学技術賞、(公社)大日本農会緑白綬有功章などを受賞。主な著書に『農業ロボット(Ⅰ)(Ⅱ)』(コロナ社)、『生物生産工学概論-これからの農業を支える工学技術-』(朝倉書店)、『Physical and Biological Properties of Agricultural Products』(京都大学出版)、『農業食料工学ハンドブック』(コロナ社、いずれも共著)などがある。
佐藤 年緒(さとう としお)氏 [専門/環境・科学技術]
東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了、博士(学術)。(株)時事通信社の記者、編集委員として地方行政や科学技術、地球環境や水問題を報道。2003年退社後、国立研究開発法人・科学技術振興機構発行の科学教育誌『Science Window』編集長などを経て、現在、環境・科学ジャーナリスト、日本科学技術ジャーナリスト会議理事。著書に『森、里、川、海をつなぐ自然再生』(中央法規)、『つながるいのち-生物多様性からのメッセージ』(山と渓谷社、いずれも共著)などがある。
生源寺 眞一(しょうげんじ しんいち)氏 [専門/農業経済学]
東京大学農学部卒業。農林水産省農事試験場研究員・同北海道農業試験場研究員、東京大学農学部助教授・同教授、名古屋大学農学部教授を経て、2017年4月に福島大学教授(食農学類準備室長)、2019年4月から2023年3月まで同食農学類長。現在は日本農業研究所研究員。このほか、認定NPO法人樹恩ネットワーク会長、地域農政未来塾塾長、NPO法人中山間地域フォーラム会長など。これまでに東京大学農学部長、日本農業経済学会会長、日本学術会議会員も務める。近年の著書に『農業と農政の視野』(農林統計出版)、『新版:農業がわかると、社会のしくみが見えてくる』(家の光協会)、『農業と人間』(岩波書店)、『「いただきます」を考える』(少年写真新聞社)などがある。

その他

  • 応募作品は返却しません。(作品の所有権は主催者に帰属いたします)
  • 応募作品の著作権を含むすべての著作権利は、主催者に譲渡継承されます。
  • 応募作品に学校の研究内容等を反映する場合、予め指導教官の了承を得たものに限ります。
  • 入賞者の権利の譲渡は認めません。
  • 入選発表会参加にあたり、肖像権は主催者に帰属します。
  • 応募にあたり記入頂いた個人情報は、審査結果通知に付随する事項を行うために利用します。本目的以外で利用する場合は、必ず本人の同意を得たものに限ります。
  • 入賞者の学校名・学部・学年・氏名は公表します。
  • 入賞作品は入賞作品集として編集し、全国の大学、図書館等へ配布します。
  • 入賞者は入賞作品集、弊社ホームページに顔写真を掲載します。

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お問い合わせ

フリーダイヤル:0120-376-530
受付時間
月~金 10:00~17:00(土・日・祝日・社内休日を除く)

E-mail: ronbun@yanmar.com
学生懸賞論文・作文以外に関するお問い合わせは、下記よりお問い合わせください。
https://www.yanmar.com/jp/support/contact/

事務局
〒702-8515 岡山市中区江並428番地
ヤンマーアグリ株式会社 人事総務部内
ヤンマー学生懸賞論文・作文募集事務局