海外営業として北米とエクアドルを担当をしていますが、この2カ国での仕事内容は大きく異なります。現地法人のある北米は日本からのサポートが主な仕事。現在は販売網の拡大につながるよう、現地の販売店にとって魅力ある新商品の設定に日々取り組んでいます。一方、エクアドルの仕事は、販売店としてヤンマーの商品を扱ってくれるディストリビューターとの取引窓口となること。具体的には①販売店にヤンマーの商品を仕入れてもらい、②お客様(エンドユーザー)である農家へ販売し、③お客様へのアフターサービスを拡充する、という一連の流れが回せるように働きかけています。販売店と協力してエクアドルにヤンマー製品を広めることが目標です。
海外営業として北米とエクアドルで
農機の販売拡大を狙う
海外営業として
北米とエクアドルで
農機の販売拡大を狙う
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ヤンマーアグリ株式会社
海外事業部 営業部農学部 農学科卒
2017年入社 -
鈴木 彩友美SAYUMI SUZUKI
現在の
主な
仕事内容
ヤンマーで
働く魅力
“現場を見る”という経験を積める環境が魅力だと感じています。私の場合は、配属してから半年もたたないうちに海外出張へ同行して、現場を見ることができました。おかげで話を聞くだけではわからなかった、北米が他の市場とは異なる顧客層を持つことを肌で感じられました。お客様を具体的に把握し説明できることは、商品提案だけでなく、一見関係なさそうな日本と北米の調整の仕事でも生かされています。ほかの会社であれば、私のような若手には任せてもらえない仕事をしていることに大きな責任を感じる一方、自ら挑戦できる楽しみも感じています。失敗も含めてすべての経験を今後の仕事に生かしていきたいです。
大切に
している
想い
適切な役割の人に適切に聞くことが大切だと考えています。アグリ事業の海外営業に配属されてから1年以上が経ちましたが、今でもわからないことに直面しています。そのため、わからないことがあったときには、その内容に詳しい人に聞くよう心掛けています。例えば申請書類を作成する際、よく理解した人に説明してもらうと、提出が必要な理由・提出資料の利用方法・必要な情報・提出タイミングまで把握でき、その資料を読む人を意識した資料作成が可能になりました。ヤンマーの行動指針に「世界で勝てるスピードで動け。」とあるのですが、資料の作成一つでも不必要なやり取りを減らし、スピードを上げることが重要だと考えています。
印象に
残っている
エピソード
英語でのコミュニケーションがスムーズになったことです。将来的には海外に関わるビジョンを描いていたものの、英語を専門的に勉強してこなかったので、最初から海外の仕事ができるとは考えていませんでした。しかし、ヤンマーはやりたい人にはどんなチャレンジも開かれている会社。予想に反して、初期配属から海外事業部での仕事に携われることになりました。当初は基本的な日本語のメールにも戸惑うほどで、ましてやビジネス英語なんてとてもできないと思いましたが、今では北米だけではなくエクアドルの担当にも抜擢され、英語でディストリビューターと交渉するまでに成長できました。大変でも前向きにやってみる姿勢が今につながったと感じています。