アグリ事業本部管理部は、業績や投資、原価管理などアグリ事業の数値全般を取りまとめている部門です。専門的な言葉で言うと、アグリ事業の「管理会計」を担っていて、最終的には経営判断にも使われる資料を作成しています。
その中で私が主に担当しているのは、アグリ事業本部の損益管理です。予算の編成から毎月の実績管理までを担当させてもらっています。予算と比較して、使いすぎや無駄はないかを毎月チェックし、不明な点があれば各部門の担当者に説明を求めます。
現場からは見えにくい「事業全体」の動きを費用の面から把握し、開発や製造、販売の本部機能を果たす各部門が力を最大限発揮できるようにすることが私のミッションです。
農業機械を取り扱う事業の
費用面を管理
農業機械を
取り扱う事業の費用面を管理
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アグリ事業本部 管理部
経営学部卒
2015年入社 -
竹安 早紀SAKI TAKEYASU
現在の
主な
仕事内容
ヤンマーで
働く魅力
直接的ではありませんが、経理の仕事をしながら食料生産という大きなテーマに関わることができるのは、とても魅力的だと思います。アグリ事業は今、「農業を食農産業に発展させる」というビジョンを掲げています。
農業機械メーカーとしての側面に加えて、新しい取り組みが次々と始まっている中で、私も新規事業を行う新会社の立ち上げにあたり、その経理担当として仕事をさせてもらえることになりました。普段の管理会計の業務とは全く違う業務に戸惑いもありますが、新会社立ち上げ時の経理という、なかなかできないことを経験できるのでわくわくしています。こういったチャンスが若手にあるところもヤンマーの魅力だと思います。
大切に
している
想い
「数字は結果だから正しいのは当たり前」と配属されてすぐの頃、上司に言われました。数字だけを見ていては駄目だということ、正確な表を作るだけでは十分ではないということだと、私なりに解釈しています。どんな活動があってその数字になったのか、その数字が実際どれだけの価値をお客様に提供できたことを示しているのか、そこまで常に意識できるようになりたいと思っています。
管理部は、いわゆる現場・現物からは遠い部門かもしれませんが、まずは日々の業務の中で、積極的に様々な部門の方と直接お話するように心がけています。
印象に
残っている
エピソード
私にとって二度目の予算編成のときに、編成スケジュールの立案から予算確定までを自分でこなせたことです。初めてのときは、そもそも予算とはどういうものなのか勉強するところから始まり、メール1通送るにも先輩に確認してもらう必要がありましたが、二度目には、ほとんど先輩の指示を待たずに自分で考えて業務を行えるようになりました。
特に、他部門からの連絡や質問が先輩ではなく私宛てに来るようになったときは、「この仕事の担当者は私なんだ」と実感できてすごくうれしかったです。
今では、各部門で予算編成にかかる工数を少しでも削減できるよう、業務の見直し・改善も実施しています。そういう意味では、今まさに成長しているところです!